兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。🦷

大人だけでなく、子供の虫歯も治したり、歯の成長を見たり、矯正したりしています。

さて、みなさん！🐱
「歯垢（しこう）」と「歯石（しせき）」って、ご存知でしょうか？一度は耳にされたことがある方が多いのではないかな？と思いますが・・・
歯垢と歯石って、一体何なのでしょうか？(‘_’)

「歯石は歯医者でしか取れない！」って言うけど、果たして本当なのでしょうか？逆に、歯垢は歯磨きで取れるのでしょうか？😟

今回は「歯垢」と「歯石」についてまとめてみました☺

歯垢（しこう）

歯磨きをさぼったりした時、歯の表面を爪でひっかいたりすると、
白くてヌルヌルとした粘り気のあるものがとれます。
これが「歯垢」です。
歯垢は口の中にいる細菌が唾液の中の糖タンパクと結びつくことでつくられた
「細菌の集合体」です。
１mgには約１億～１０億個もの細菌がいるとも言われ、
食後4～8時間ほどで形成されます。
この歯垢は水に溶けにくく、歯にしっかりと付着しているため、
うがいをしただけでは落ちません。😞

ですが、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスでなら落とすことができます。

歯石（しせき）

歯石とは、歯垢が硬くなったもののことです。

歯みがきで磨き残した歯垢は
およそ2日間ほどで歯石へと変わります。

歯石はその名前の通り石のように硬いため、
一旦歯に付いてしまうと歯ブラシでは取れず、

歯科医院にて専用の器具で取り除いてもらわなければなりません。

歯石の表面はザラザラしているため、歯垢がくっつきやすくなり、
またそこに歯石が溜まってしまう・・・😖という悪循環にはまってしまいます。
実は歯石自体は無毒化されていますが、
この歯石にくっついた歯垢が歯茎に炎症を起こしたり、
進行させてしまう原因となります。

歯垢と歯石がつかないようにするためには、
正しい歯磨きの方法を身につけておく必要があります。

毎日のセルフケアが大切なのはもちろん、磨き残しのチェック、
歯石除去を含めたお口の中のクリーニング、
歯科医院での定期的な検診をおすすめいたします。

いかがでしたか？

なんとなくイメージは掴めましたか？😮

毎日のご自分でのケアで歯垢を除去することはそこまで困難なことはありません。

ここは日々頑張ってほしいところなのですが、

歯石になってしまうと、歯科医院の専用の器具でしか取れません。

ぜひ、点検だけでもお近くの歯医者さんに一度足を運んでみてください😌