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白山歯科医院|歯科・矯正歯科・小児歯科・口腔外

2020年3月 新規開院予定

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歯科医院に通う人の一番の悩み


こんにちは。
白山歯科医院の白山です。

よくある質問で、「歯医者さんとコミュニケーションが取れない」や「いつも忙しそうにしていて、質問する時間がない」などの意見をよく聞きます。
実際、そういう医院は多いかもしれません。

まずコミュニケーションが取れないのは、会話がうまく成り立たないということだと思いますが、このケースでは処置内容にもよりますが大きいケースでは転院を考えたほうが良いかもしれません。
治療というのはなかなか難しいことも多く、通法通り行っていても悪化するケースもあります。たとえば、抗がん剤を飲んで絶対に癌は治るでしょうか?

しかし患者さんからすれば、どうしても不信感ややりきれない感じは出るとは思います。その時に大切になっているのはどれだけその治療について本人が理解しているかということです。
どうしてもしばらくは痛い期間があるんだ、とか今は仮歯の状態だから使いながら使用感を確かめてみようとか。
分かっていれば不安になることももめることもありません。

自分の言っていることがきちんと相手に伝わり、そして相手の言っていることが理解できる。
この状況は医療現場において必須です。

二つ目の時間がないという問題についてはもっと難しい問題です。

歯医者さんは基本的にパタパタとあちこち動き回り仕事をしていますよね。
なぜならそうでなければ採算が取れず、医院自体が潰れてしまうからです。すごく簡単な理由ですね。
いっぱい患者さんが来ていて、流行っていても人件費や金属代、もろもろの支出でほとんど手元には残りません。

例をあげると、奥歯に銀の被せ物を入れると医院に入ってくるお金はだいたい10000円です。その中で技工士さんに払うお金は2500円程度、使った金属代は4500円程度。
差し引くと3000円です。30分で治療するとして人件費が2000円(4人の従業員がいるとします)。

そうなると1000円しか残りません。ほかにも医院の土地代やテナント代、電気代水道代…いろいろかさむとほとんど手元に残りません。
ですからパタパタ動きながら治療をしています。

残念なことに国が決めた法律では医師が説明したり話したりすることに賃金は発生しません。
他職種の税理士さんや弁護士さんや建築士さんなど、専門家の話というのはお金が発生するものなのですが、なぜか医療だけは発生しません。話して当たり前、時間を使って当たり前、と思われているのでしょうね。

ですからなかなか時間が取れません。
ほとんどのドクターは患者さんと話をしたいと思っているとは思いますが、医院や病院を経営するにあたっては時間を取っていられないのです。

僕は患者さんとたわいもない話をするのが好きなので、ついついだらだら話してしまい、スタッフにちょっと怒られます(笑)。次の患者さんが待っていますからね。

日本の医療現場がこういう状態っであるというのはかわりませんから、医院のやり方やシステムを工夫して患者さんと密にコミュニケーションが取れるようにもっとしていきたいものですね。

それでは。

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