【第1回】虫歯になりやすい人の特徴と生活習慣
こんにちは。
兵庫県西宮市仁川町のしらやま歯科クリニック、院長の白山です。
「毎日歯を磨いているのに虫歯になる…」と感じたことはありませんか?
虫歯は単に“虫歯菌がいる”だけで起きるわけではなく、生活習慣やお口の環境が大きく関係します。この記事では、虫歯になりやすい人の特徴と、今日からできる予防法をわかりやすく解説します。
🍬 虫歯は“細菌”と“環境”のバランスで決まる
虫歯は主にミュータンス菌などの細菌が酸を作り、歯の表面(エナメル質)が溶けることで起きます。
しかし同じ口内細菌がいても、次の3要素のバランスが崩れると発症・進行しやすくなります。
- 細菌の量(プラーク)
- 糖分の摂取頻度(食生活)
- 歯の強さ・唾液の量(体質・唾液機能)
🔍 虫歯になりやすい人の特徴(チェックリスト)
以下に当てはまる項目が多いほど虫歯リスクが高まります。まずはセルフチェックしてみてください。
- ① 甘いもの・間食が多い
お菓子やジュースを“だらだら”と摂る習慣は、口内が酸性に傾く時間を長くします。
→ 対策:間食は時間を決め、摂取後は水でうがい。
- ② 寝る前に歯を磨かない
睡眠中は唾液分泌が減り、細菌が増えやすくなります。就寝前は必ずブラッシングを。
→ 対策:就寝前の2分間のブラッシング+フロス。
- ③ 口呼吸・唾液が少ない
口呼吸や薬の副作用、ストレスで唾液が減ると、再石灰化(歯の修復)が進みにくくなります。
→ 対策:水をこまめに飲む、ガムで唾液を促す。
- ④ 歯並びが悪い・詰め物が多い
歯間や詰め物の縁に汚れが残りやすく、磨き残しから再発が起きやすいです。
→ 対策:歯間ブラシ・フロスの活用、定期チェック。
- ⑤ 高糖質・酸性の飲食が習慣化している
エナメル質を溶かす頻度・時間が長くなるとリスク上昇。
→ 対策:食後のうがい、酸性飲料は時間を決めて摂る。
🪥 今日からできる簡単な予防習慣(3つ)
- 寝る前の歯磨き+デンタルフロス
歯と歯の間のプラークはフロスで落とすのが最も効果的です。
- 間食を「時間」で管理する
例:「午前10時」「午後3時」など、回数を決めるだけで酸性時間が短くなります。
- 唾液を増やす習慣をつける
食後に砂糖のないガムを噛む・こまめな水分補給で再石灰化を助けます。
🏥 歯科で受けられる予防・診断
- 唾液検査(カリエスリスク測定):個人のリスクに合わせた予防計画が立てられます
- プロフェッショナルクリーニング:家庭で落とせないバイオフィルムや着色を除去
- 詰め物・被せ物の評価:縁に問題があれば早めに修理・再製作
当院では、あなたの虫歯リスクに応じて個別の予防プランを作成します。
また、通院が難しい方には訪問歯科での予防ケアも対応可能です。
🔗 参考・内部リンク(記事シリーズ)
🔗 外部の信頼情報(参考)
🏁 まとめ
- 虫歯は細菌だけでなく「生活習慣」「唾液」「歯の状態」のバランスで決まる
- 間食の管理、寝る前のブラッシング、唾液を増やす習慣が効果的
- 歯科での唾液検査やプロフェッショナルクリーニングで個別予防が可能
「自分は虫歯になりやすいか知りたい」「予防プランを作ってほしい」などありましたら、ぜひしらやま歯科クリニックまでご相談ください。
兵庫県西宮市仁川町で、皆さまの口腔健康をサポートします。
しらやま歯科クリニック
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