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しらやま歯科クリニック

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口や歯で悩まないようにしよう!【第三回】


こんにちは!

宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治療したり、子供の歯を治したり、矯正したりしています。

この記事は第三回目となる、【口や歯で悩まないようにしよう!】です。

まだ前回までの記事を見ていない方は、第一回目と第二回目からどうぞ!

 

第三回目はばい菌のはなしからは少しずれて、

力のコントロールについてです。

歯はいつもいろんな脅威にさらされています。

第一回目と第二回目で紹介したばい菌からの脅威もありますが、

噛むことでの力の脅威もあります。

歯は消耗品なので、多少年齢とともに摩耗したり壊れていくのは仕方がないのですが、

そのスピードが年齢と比較して早すぎるときは問題です。

知覚過敏が起こったり、顎関節に問題が出たり、さまざまな症状が出ます。

ではその歯にかかる力をどのようにコントロールするかについて、説明していきましょう。

 

歯に加わる力を少なくする

歯に加わる力と言っても

自然な生理的な力と歯をダメにする力があります。

ご飯を食べる以上歯に力がかかるのは当然です。

これは生理的な力になります。

まとめると、歯が接触するのは、昼間は主に唾液を飲み込む時と食事の時です。

何もしていない時や話している時は歯が接触していないことが正常です。

ただし、昼間でも無意識のうちに食いしばったり、音はしませんが歯をこすり合わせたりしている人がいます。

さらに、習慣的に何か(爪、ペン、唇など)を咬む癖がある人もいます。

普段から歯を合わせている方は異常と思ってください。

ただコロナでストレスが多くなり、この2年で無意識に噛みしめている人が増えているというデータもあります。

 

次に、寝ているときに歯ぎしりや食いしばりが強い人は要注意で、

歯がこすれて徐々に減ってしまったり、歯がグラグラになって手遅れになり抜けてしまったりすることもあります。

歯ぎしりといっても音がしないで(音がするのは3割程度)強く食いしばっている方もいますので、

自分は歯ぎしりをしないと思いこんでいる方も安心は出来ません。

歯ぎしりや食いしばりが強い方は朝起きたとき、

顎の筋肉が疲労して凝っていることがあります。

そして、顎の関節に異常感や痛みを伴う方(顎関節症)が多いのも事実です。

さらに、昼間、起きているときも無意識に食いしばってしまう癖を持っている人も多いようです。

正常な場合、歯と歯が接触するのは食事や唾液を飲み込む時で1日にかみ合わせる時間はたったの約15分間と言われています。

思った以上に時間が短いことに驚いた人も多いのではないでしょうか?

 

それ以外の時で無意識に食いしばっている時間が長いほど歯の寿命は短くなります。

歯をダメにする力は、無意識に咬んでいるときの力(何かを咬む癖も含めて)で

その強さはガムを強く噛んだときの力の数倍から十数倍に達し、ひどい場合は寝ている間に60キロ~100キロの力がかかる人もいるようです。

イメージとしては自分の体重ぐらいの力がかかっていると考えてみて下さい。

 

そんな破壊的な力により歯がすり減る、

虫歯でないのにしみる、

痛む、

歯の神経が死んでしまったり、

グラグラしてきたり、

歯全体が浮いたような感じがする、

最悪の場合は歯にヒビが入り真っ二つに割れて抜歯に至ることもあります。

では、自分はどうなのかを調べるには「食事以外は絶対に歯と歯を合わせない」ことを絶えず意識してみてください。

そうすると、咬み癖がある方は咬んだ瞬間に気が付くことがあります。

ストレスが多い方ほど無意識に食いしばっていることが多いものです。

「食事以外は絶対に咬まない」を意識することで歯の寿命は確実に延びるのです。

寝ているときの歯ぎしり対策には2つあります。

1つは、透明のプラスチックで出来たマウスピースを歯にはめて寝ることです。

そうすることで、どのぐらいの強さの歯ぎしりをしているかを診断でき、歯をすり減らすことを防止できます。

もう1つは、ボトックス注射を頬っぺたの筋肉に打つという方法です。

頬っぺたには咬筋という、まさに噛むための筋肉があります。

噛む筋肉は大きく4つあるのですが、その中でも一番力がかかる筋肉がこの筋肉です。

この筋肉にボトックス注射を行い、筋肉があまり働かないようにします。

つまり力が入りにくくなるので、

噛みしめたとしても問題になりにくいということです。

 

以上述べてきたように

起きているときと寝ているときの無意識に食いしばっている力を如何に排除していくかが歯を守るために非常に大切なのです。

そして、最後に咬み癖と食べる力にも注意しましょう。

これは、例えば「右の奥歯ばかり使って食べてしまう」方はその歯を酷使して寿命を短くしてしまいます。

身体のどの部分もそうですが一部分を使いすぎるとトラブルが起きるのは当然です。

つまり、一カ所ばかり使わないで歯全体を使って食べるようにしましょう。

そのためには、どこでも食べられるようにしっかり治療しておくことが歯全体を守るために重要なことなのです。

 

まとめ

第三回にわたって【口や歯で悩まないようにしよう!】のコツを書いてきました。

いかがだったでしょうか。

当たり前のことが多かったと思いますが、改めて深く掘り下げていくと知らなかった情報もたくさんあったのではないでしょうか?

歯の治療は歯の寿命を消耗しながら行います。

つまり治療はしない方がいいのです。

(もちろんそのデメリット以上にやるべき状況になったときは治療をするしかありません。)

定期検診を行いながら、自分で自分の口の中を健康に保つ。

とても自然でとてもいい人生だと思います。

今までの話は一般論で、誰しもある程度関わる話をしてきました。

ただ人間の口は三者三様。

それぞれに合った守り方があります。

その方法を一緒に考えるためにも一度歯医者さんに診てもらってくださいね!

 

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