〒662-0811 兵庫県西宮市仁川町2丁目4-13 1F
0798-56-7001

しらやま歯科クリニック

ブログ

Blog

「拡大床は一日何時間ぐらい着けてなきゃいけないの??」

こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、矯正したりしています。

今回は小児矯正の話。

小児矯正の器具はたくさんあるのですが、そのなかでも拡大床に関して考えていきましょう。

小児矯正で一番ネックになるのが、子供がしっかりつけてくれるかどうか。

そう考えると、着けなくてはいけない時間が短いほうがいいですよね。

さて、拡大床はいったい何時間ぐらい着けたほうがいいのでしょう。

ちょっと書いていきますね。

 

 

拡大床矯正(RPE、Rapid Palatal Expander)を装着する時間は、患者の状態や治療計画によって異なります。通常、拡大床矯正を効果的に行うためには、日中もしくは夜間に装着し、特定の期間ごとに調整する必要があります。以下に一般的なガイドラインを示しますが、個別の矯正計画に基づいて歯科医が指示を出すことが重要です。

  1. 装着時間:
    • 拡大床矯正装置は通常、1日に14〜24時間装着する必要があります。歯科医は患者の状態に応じて適切な装着時間を決定します。
  2. 装着のタイミング:
    • 拡大床矯正装置を着けるタイミングは、患者の年齢や矯正の目的によって異なります。一般的には、子供や青少年の場合、夜間や就寝中に装着することが多いです。これにより、成長段階で口蓋裂(口蓋裂症)や歯並びの問題を矯正することができます。
  3. 調整:
    • 拡大床矯正装置は、歯科医が指示した通りに定期的に調整する必要があります。調整によって装置が広がり、口蓋裂の拡大や歯並びの調整が進みます。
  4. 注意点:
    • 拡大床矯正装置を外す際には、適切なケアを行い、口内を清潔に保つことが大切です。また、歯みがきや口腔ケアを怠らず、歯科医の指示に従うことも重要です。

治療期間や装着時間は個別の矯正計画によって異なります。拡大床矯正は主に口蓋裂の治療や歯並びの矯正に使用され、正確な治療計画は患者の状態に合わせて設定されます。歯科医との定期的な診察やコミュニケーションを通じて、適切な装着時間や調整スケジュールを確認し、治療の成功に向けて協力しましょう。

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ