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こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
毎晩、仕上げ磨きをするのは大変ですよね。
兄弟のいるご家庭も多いと思います。
ひとりひとり完璧に仕上げ磨きができれば、それが一番ベストなのですが、時間はなかなか待ってくれません。
ちゃんとできていないということをわかっているからこそ心配になり、明日こそは完璧に磨こうと思い、また同じことを繰り返す…。
どんどんイライラが募ってくる…。
思い当たる節はないでしょうか?
この悪循環を解決する方法はあります。
ポイントは「効率よく!」です。
前置きがだいぶと長くなりましたw
さあいよいよ本題に入ります。
仕上げ磨きに困っているパパママさんはぜひ最後までご覧くださいね。
さて、仕上げ磨きはなぜ行うのか、ということから考えてみましょう。
もちろん子供に【虫歯を作らせないため】ですよね。
つまり、少し極論ですが、子供に虫歯さえなければ、仕上げ磨きは完璧にできているといえるのです。
この理屈からいうと、子供が虫歯になりやすい場所を把握することが、一番の仕上げ磨きの上達につながるのではないでしょうか?
もちろん、歯並び、食べ物の種類、食べかすのつき方、唾液の出方…
さまざまな要因で虫歯はできるので、今から説明するところ以外は絶対に虫歯にならないのかといわれるとそういうわけではありません。
あくまで目安ですが参考にしてみて下さい。
3歳頃までは上の前歯です。
歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目をしっかり磨くことがポイントです。
3歳以降は乳歯の奥歯です。
歯と歯の間や歯の溝をよく磨いて下さい。
10〜11歳頃までという長い期間使う歯で、むし歯治療をしている子が多いです。
そして、5〜6歳頃に生えてくる6歳臼歯です。
歯の溝を重点的に磨いて下さい。
この歯は大人の歯で、一生使う大事な歯になります。
ざっくり書くと以上の場所が危ない場所になります。
全部いきなり覚えるのは難しいと思うので、今のお子さんの年齢と照らし合わせながら覚えてみてください。
また兄弟や姉妹が多く、それぞれ違う場所を覚えなければいけないのは、それはそれで面倒ではありますが、
仕上げ磨きをするうえで、力を入れなければいけない方向性がはっきりするだけでも気持ちは楽になります。
ずっと集中するという行為が、人間は一番苦手みたいですよ。
今日の記事は以上になります。
よかったら参考にしてくださいね!