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こんにちは、白山です!
西宮市仁川駅の近くで、子どもとお母さんの歯を治したり、
地域の皆さんの歯を予防するためにメンテナンスや矯正をしたりしております!
みなさん、食事にはどれぐらい時間をかけていますか?
食べる量にもよりますが、忙しい日々を過ごしている皆さんは、パパっと食べてとにかく詰め込んで…という方も多いのではないでしょうか?
早く食べることはいいことではありません。
こんなこと誰だってわかっています。
しかしなかなか現実的にゆっくり噛むということは難しかったりします。
なので今回は、出来るだけゆっくり食べる気持ちになれるような記事を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
まず、一気に胃袋につめこもうとすると、そのスピードに満腹中枢がついていけず、満腹中枢が追いついた時には既に腹八分どころか、腹十分、腹十五分になってしまっています。
つまり、気が付いた時にはおなか一杯を通り超えて食べているということです。
この状態がいつまでも続くと・・・もちろん肥満になってしまいますよね。
子供の頃に食事は「お腹が苦しくなることが満腹」と習慣付いてしまうと一生苦労するので大変です。
一番初めに思いつくデメリットはこれだと思います。
では他の早食いのデメリットとは何があるのでしょうか?
4つあげてみます。
1)消化器に負担がかかり、消化不良になる
食べ物を細かくかみ砕くことで、胃腸での消化がしやすくなります。さらに、口腔内の「だ液」にはでんぷん分解酵素のアミラーゼを含んでおり、炭水化物の消化の始まりはだ液から始まります。口腔内での消化を端折ることは、胃腸に負担がかかります。
2)肥満・生活習慣のリスクを上げる
食べ物が胃へ送られることで、「胃に食べ物が入ってきた」という信号が脳の満腹中枢に送られますが、胃に食べ物が送られてから満腹中枢が働くまでに若干のタイムラグが生じるため、満腹中枢が働く以前に食べ過ぎてしまう可能性が高くなります。これによって、肥満や生活習慣病のリスクが上がってしまいます。
3)歯周病になりやすい
噛まないことでだ液の分泌量が減ってしまいます。だ液の分泌量が減ると口腔内が乾き気味になり、虫歯菌や歯周病菌に対処することができません。そのため、虫歯や歯周病のリスクが上がります。また口臭のリスクにもなります。
4)実際の年齢より老けて見えやすい
よく噛まないと、顔の表情筋を動かす機会が減ります。筋肉は使わなければ衰えます。顔の筋肉が衰えるとふけた印象に…。
早食いがいかに身体に悪影響を与えるかがお分かりいただけると思います。
いかがでしたか?
すぐに表面に現れるようなデメリットはないのかもしれませんが、早食いはデメリットばかりです。
噛む回数を一回でも増やすことで改善される体調もあると思いますので、皆さんも気を付けてみて下さい。
※肥満について