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こんにちは、白山です。
西宮市仁川駅の近くで、子供とお母さんの歯を治したり、地域のみんなの歯を予防するためにメンテナンスや矯正をしたりしております。
「歯ブラシってどの硬さ使えばいいの?」
一度でも思われた方は結構多いのではないでしょうか?
仕事をしていて、『患者さんから聞かれることナンバー5』には入ります。
たしかに実際、そりゃわかんなくもなるよなーと思います。
今回はこの悩みに対していつも言っている内容を記事にしてみたいと思います。
あなたの歯ブラシ選びが捗ります様に!
なんで歯ブラシってあんなにあるの?
僕もドラッグストアに行ったときに、壁一面の歯ブラシを見て圧倒されます。
「どれがいいの?」と嫁ちゃんに聞かれますが、正直この中から珠玉の一本を選べと言われてもパッとは思いつきません…
なんであんなに種類があるんでしょうね?
正直僕もわかりません…w
しいて言うなら、
・美容業界が口腔ケア用品部門に参入してきているため、業者数が多い
・昔に比べ、口腔内に興味を示す日本人が増え、市場が拡大してきている
といったところでしょうか。あながち間違いではないと思いますが、推測100パーセントです。
まあ歯科医師の立場としては、口腔ケアの市場が増えることはシンプルにうれしいです。
やっぱり日本人の口がもっともっときれいになったらいいなと思います。
でもそのせいで、余計に迷うことになったら本末転倒ですね。
今の現状として、壁一面の大量の歯ブラシの前に立って、「さあ、えらべ!」となると、結構歯ブラシには自信のある僕でも先ほど書いたように悩みます。
そしてあなたが歯ブラシを買うときには僕以上に悩みますから、結局「安いやつ」か「ライオンみたいな聞いたことのあるメーカーのやつ」になりますよね。
うん、その選び方も一つだと思います。
ぜんぜん悪くはありません。
(ちなみにどうやら人間は7個以上選択肢があると、選ぶことを脳が拒否するみたいですよ)
でもちょっと思い出してください。
歯医者さんに行ったとき、「毛先の柔らかい歯ブラシで~」みたいなことを言われたことがありませんか?
ですからどうせ買うなら、もう一つ選ぶための『材料』を増やしてみませんか?
歯ブラシは毎日使う数少ないモノ
先ほど書いた通り、歯医者さんにクリーニングに行くと「やわらかいものを~」というトークを耳にしたことがあると思います。
思い返してみると、それだけではなくて「こんな形の歯ブラシもあって~」とか「どんな歯ブラシを使ってもますか?」とかの話もあったと思います。
そうなんです、歯医者さんたちが推奨している歯ブラシには特定の色があります。
じゃ次に、「柔らかいって言われても…」って思った方!
そうですよね?この表現もよく分からないですよね?
「柔らかい」を?と感じる方が多いのは、この表現自体が感覚によるもので(いわゆる主観情報)、客観的に判断できないということです。
でも安心してください!
ちょっと具体的に、良い歯ブラシの特徴を書いてみたいと思います。
まず大前提として、人それぞれに合う歯ブラシにするべきです。
歯の大きさも人それぞれ違いますし、磨く時の細かい動きができるかの器用さも違います。
例えば一番奥の歯だけが少し倒れていて、いつもそこに汚れがたまるんだよー!てな人もいるでしょう。
ですから人それぞれに合う歯ブラシというものがあります。どうせ磨くのであれば、少しの時間で最大限効率よく磨きたくないですか?(もちろん磨き方や習慣、フロスなどの歯ブラシ以外の清掃器具の使い方も大事ですけどね。)
なので近くの歯医者さんに行って、自分はどんな歯ブラシがいいのか、ぜひ聞いてみてください。
絶対に教えてくれると思いますよ!
一日三回、だいたい合計15分ぐらい毎日使う道具なんて意外と少ないですよ。
大切な時間を使っているわけなので、ちょっとこだわってみてもいいのではないでしょうか?
でもこうも思いますよね。
「高い歯ブラシ、売りつけられそうだな…」
確かにちょっとお高めかもしれません。でも400円ぐらいのものです。
そして毎月買うものなので、いつも『特価38円!』みたいなものをまとめ買いしているのであれば、ちょっと出費が増えちゃいますね。
ただ考えてみてください。
もし虫歯になったら、どれぐらいお金がかかりますか?
検査なども入れると一連の流れで、だいたい5000円ぐらいかかります。保険を使ってもね。
あと、シンプルにいい歯ブラシは使っていて気持ちがいいです。
毛一本一本がとてもやさしく作っていて毛の量も多めなので、使った感触として「いつもと違う!」というのは確実に感じます。
「歯茎の感触が気持ちよくて、歯磨きが楽しくなった!」といわれたこともあります。
また別の記事で、『歯医者さんが勧める歯ブラシランキング』も作ってみますね!
どうですか?一度いい歯ブラシを使ってみませんか?
もし薬局で買う場合は…
そうはいってもなかなか今すぐに歯医者さんに行くのが難しい方も多いと思います。
そういう方は次に買うときに以下のことを気を付けてみてください。
・柔らかめか普通かのどちらかにする。
・可能ならヘッドが小さいものにする。
・毛の量は多いほうがいい。
今回はここまでです。
次の記事ではこの3つのポイントについて深堀していきます。
またほかにも医療に関することを別のブログに書いています。
良ければそちらも見てみてください。あなたの体に役に立つ記事があるかもしれません。
http://haisyasan-kosodate.com/metal_ceramic_decay