こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
さて、今回はみなさんも気になるであろう『歯医者選び』についてです。
しかもその中でも、『歯医者はどうやって歯医者を探すのか』について考えていこうと思います。
歯医者の歯医者選び
歯医者もヒトの子ですから、病気にも虫歯にもなります。
自分の歯を自分で治療する歯医者もいますが、
めちゃくちゃ難しいです…。
というか、私はできないです(笑)
ですから、基本的には他人に任せることになります。
では私が歯医者にかかる時、どのような歯医者を選ぶのか?
その部分に関して、
いくつか箇条書きにしながら、説明を行っていこうと思います。
歯医者は外科系のお仕事なので、
手先が器用で綺麗好きな歯医者であることが一番なのは言うまでもありません。
では手先の器用さや仕事の綺麗さはどうしたら判るのでしょうか?
器用な先生は、治療する際に患者さんの頬をグイグイ引っ張ったり、
乱暴に器具を歯にぶつけたりはしません。
ピンポイントに治療する歯を触れる器用さを持っています。
ドクターはこんな練習もします
初めて勤務した医院で、
こういったトレーニングを行いました。
まず蓋を開けたペットボトルを準備します。
そのペットボトルを立てて、
立てたペットボトルに触れないように、
中にストローを入れていくというものです。
最終的には、
横にしたペットボトルのなかにストローを
入れていくようにトレーニングの種類が変わります。
とにかく丁寧に、でも素早く自分の思うように手先を動かす練習をするんです。
丁寧さというのは
もちろん器用なことだけをさす言葉ではありません。
しかし歯科の治療のほとんどは外科処置ですから、
器用であることに越したことはありませんよね。
また優れた料理人がそうであるように、
手先の器用な先生の仕事は白衣も含め仕事廻りが綺麗です。
暇な歯科医院は綺麗が当たり前ですから、
(それでも、あれれ?という歯科医院があるのも事実です。)
流行っていると思われる歯科医院の
患者さんが集中する夕方くらいに出向いて、
治療している先生の白衣に汚れが無く、
治療椅子廻りも整然としており汚れがなければ、
綺麗な仕事が出来る先生と思われてよろしいかと思います。
器用な先生というのは、おおむねきれい好きです。
これは一般的にも当てはまる話なのではないでしょうか。
もちろん綺麗とは言っても潔癖や華美な内装と言う意味では無く、
清潔であると言うのは言うまでもありません。
歯科治療とは言え適切な歯科治療を行うには、
幅広く深い専門知識が必要です。
情報が混沌している現代では
色んな考えを持って治療にあたる歯医者が存在しており、
インターネットを利用して自己流の考えを布教している歯医者も多数存在しています。
ではどのような歯医者が学問に長けているのでしょうか?
幅広く深い知識を持つ歯医者は、
患者さん状況を正しく把握するためにお話を良く聞いてくれます。
その上で慎重に検査を進めます。
正しい治療というものは
択一的でないことが多く、
様々な治療からあらゆるデメリットを考え、
その中からそれぞれの生活やキャラクターに合った治療を選択することを
正しい治療といいます。
インプラントはとてもいい治療で、
丁寧に行われている先生は多いです。
しかし丁寧に行う先生ほど、
あらゆる治療からいろいろ考えたうえでインプラントを選択し、
行っていることが多いです。
僕はきちんと話をし、正しい検査を行い、
正しい診断が付き、
治療に入る際には治療法を患者さんが判る言葉でキチンを説明します。
そういう意味では
丁寧で正しいドクターというものは、
患者さんの質問に的確に答えてくれるはずです。
ですから解らない事をどんどん質問する事は
一つの判断材料になりえるでしょう。
その際に様々な参考資料を提示してくれる歯医者であれば、
より見識深い歯医者さんであると思います。
それを嫌がるようなドクターは丁寧でありませんし、
治療も丁寧でない可能性が高いです。
手先が器用で繊細でも
神経質で他人に厳しい歯医者さんじゃ治療受けるのは怖いです。
また学問に長けていても
それだからこそ、高慢な歯医者さんになってしまっている人もいます。
こんな人はみなさんも嫌だと思いますし、
僕たちも嫌ですね。
そもそも歯の治療など
治療中に何をされているか判らないわけですから、
選ぶべき歯医者さんが深い徳性を持った誠実な人間であることもとても大事な事です。
ましてや受けたくも無い歯科治療を意を決して受ける訳ですから、
誠実な歯医者さんを選びたいものです。
・歯医者としての自らの力量をわきまえている。
新しい情報が流れると、
それにいち早く飛びつき、
患者さんを実験かの如く
なんでも行おうとする歯医者さんもいます。
歯科も困ったことに、
そのスピード感だけが正しい医療者の姿と勘違いしているのです。
つまり、歯医者側は正しいことを行っていると信じ切ったまま、
話が進んでしまうので、
断るとこっちが悪者のような扱いを受けることもしばしばです。
こういう方はちょっとお断りしたいですね。
しっかりエビデンスがあって、
しっかりした根拠があって、
間違いなく治せる治療のみ行っていきたいですね。
このような歯医者を家族や友人から紹介されるのがベストですが、
そのような伝手が無い場合、
ほとんどの方はインターネットで歯医者さんを検索するのが通常でしょう。
ではインターネットの情報から歯医者さんを見分けるには
どうすれば良いでしょうか?
リピートの患者さんが少ない歯科医院や
悪評のたった歯科医院は
各種インターネットの広告を利用して露出度を高めています。
そもそもそのような歯医者さんは本業の技術で勝負するよりも
ビジネスに躍起になっている方がほとんどです。
なので以下の広告の現況を参考にして、
消去方で歯科医院を選別するのもありかなと思います。