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しらやま歯科クリニック

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歯周病はどんな検査をしているの?

こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町2ー4ー13で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、子供の矯正をしています。

今回は歯周病はどんな検査をするのか。

書いていきましょう。

歯周病は、歯を支える歯茎や骨に炎症が起こる疾患で、進行すると歯を支えている骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。歯周病は非常に多くの人に影響を与える疾患であり、症状が進行するまで自覚症状がない場合も多いです。そのため、早期に発見して治療を行うことが重要です。歯周病を診断するために行われる検査にはさまざまな種類があり、歯科医師が患者の症状に応じて最適な方法を選択します。

ここでは、歯周病の検査の種類について詳しく解説します。

1. 歯周病検査の基本的な流れ

歯周病の検査は、まず患者の症状や生活習慣を確認することから始まります。その後、実際に歯や歯茎の状態をチェックするために、いくつかの検査が行われます。これらの検査は、歯周病の進行具合や重症度を判断し、治療方針を決定するために必要です。

1.1 問診

歯周病の診断の第一歩は問診です。患者の生活習慣や口腔ケアの状況、過去の病歴、家族歴などを聞き取ります。例えば、喫煙の有無、歯磨きの頻度や方法、糖尿病や心臓病など歯周病に関連する可能性のある疾患の有無などが確認されます。また、患者が歯茎の腫れや出血、口臭などの症状を訴えているかどうかも重要な情報となります。

1.2 視診

次に、歯科医師は患者の口の中を視診して、歯茎の状態を確認します。歯茎が赤く腫れていたり、出血しやすかったりする場合は、歯周病が進行している可能性があります。また、歯の周りに歯石やプラークが付着していることが多く、これも歯周病の原因となります。

1.3 歯周ポケットの測定

歯周病を診断するための最も重要な検査の一つが「歯周ポケットの測定」です。歯周ポケットとは、歯と歯茎の間にできる隙間のことです。歯周病が進行すると、歯茎が引き締まらず、歯と歯茎の間に隙間(ポケット)ができることがあります。歯周ポケットの深さを測定することで、歯周病の進行具合を判断することができます。

歯周ポケットの測定には、「歯周探針」と呼ばれる器具を使用します。歯周探針は先端が細く、歯と歯茎の隙間に挿入してポケットの深さを測ることができます。正常な状態では歯周ポケットの深さは1~3mm程度ですが、4mm以上になると歯周病が疑われます。深さが5mm以上になると、歯周病が進行していると考えられ、治療が必要です。

2. 歯周病の重症度を測る検査

歯周病の進行具合や重症度を判断するためには、歯周ポケットの深さだけでなく、他の検査も併せて行う必要があります。ここでは、歯周病の重症度を評価するために行われる主な検査方法を紹介します。

2.1 歯石やプラークの確認

歯周病の原因となるものの一つに「プラーク」や「歯石」があります。プラークは細菌の塊であり、歯磨きが不十分だと歯と歯茎の間に蓄積します。プラークが放置されると、細菌が増殖し、歯茎に炎症を引き起こします。また、プラークが硬化すると歯石になり、歯茎をさらに刺激します。

歯石やプラークがどの程度歯の表面に付着しているかを確認するために、歯科医師は歯の表面を視診でチェックします。また、歯石がある場所を特定するために、歯石除去の際に歯科衛生士がクリーニングを行い、確認することもあります。

2.2 X線検査(レントゲン)

歯周病の進行具合を詳しく確認するために、X線検査(レントゲン)が行われることがあります。X線検査によって、歯を支える骨の状態を確認できます。歯周病が進行すると、歯の周りの骨が徐々に減少していきます。X線画像を用いて、骨の吸収の程度や歯の周囲の変化をチェックし、歯周病の進行具合を評価します。

2.3 出血検査(出血傾向の確認)

歯周病が進行していると、歯茎に触れるだけで出血することがあります。歯周ポケットの測定と同時に、歯茎に軽く圧力をかけて出血の有無を確認することがあります。出血が見られる場合は、歯周病が炎症を引き起こしている証拠となります。

2.4 細菌検査

歯周病の原因となる細菌を特定するために、細菌検査が行われることもあります。歯茎から採取したサンプルを検査し、どのような細菌が存在しているかを調べます。細菌の種類によっては、特定の治療法が必要となることもあるため、この検査が役立ちます。

2.5 歯の動揺検査

歯周病が進行すると、歯を支えている骨が失われるため、歯が揺れることがあります。歯の動揺具合を調べることで、歯周病の進行具合や治療の必要性を判断することができます。

3. 歯周病の診断と治療方針

検査の結果を総合的に判断して、歯周病の診断が下されます。診断に基づき、治療の方針が決定されます。治療は、歯周病の重症度や進行具合、患者の健康状態に応じて異なります。

軽度の歯周病の場合は、歯石やプラークを除去するだけで症状が改善することがあります。しかし、進行した歯周病の場合は、歯周外科手術や、抗生物質の使用などが必要になることもあります。定期的に検査を受け、早期に歯周病を発見することが、歯を守るためには非常に重要です。

4. まとめ

歯周病の検査は、歯周ポケットの測定や視診、X線検査、細菌検査など、さまざまな方法を組み合わせて行われます。これらの検査を通じて、歯周病の進行具合や重症度を把握し、最適な治療を提供することが可能になります。歯周病は早期に発見して適切に治療すれば、歯を失うリスクを大幅に減らすことができます。定期的な歯科検診と早期の対応が大切です。

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