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こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
当院には、ありがたいことに毎日たくさんの患者さまがいらっしゃいます。
虫歯が痛くて来られる方…
娘の歯が黒くなっていて心配…
歯がグラグラしていて物が食べれない…
こういう症状がある方以外にも、歯並びを気にして来られる方もいらっしゃいます。
出っ歯が気になっていたり、歯並びの乱れでブラッシングがしにくかったりと、歯並びを理由にご来院いただく動機はさまざまです。
中には、「噛み合わせが悪くて困っている」というお悩みを持った方もいらっしゃいます。
御飯がおいしく食べれなかったら悲しいですもんね…。
つまり、歯列矯正というのは、単に見た目の問題を改善するためだけの治療ではないのです。
そこで今回は、歯列矯正の目的について詳しくご紹介します。
▼見た目を美しくする
歯列矯正の目的で第一に挙げられるのは、もちろん審美性の向上です。
乱れた歯並びをきれいに整えることで、口元の審美性が格段に向上します。
笑った時にきれいな歯並びが見えると、それだけで好印象を抱くものですよね。
口元のコンプレックスが改善されて笑顔が増え、人生そのものが楽しくなった、と喜ばれる患者さまが非常に多いです。
やっぱり笑顔が多い人生のほうが、間違いなくいいですよね!
また、意外と知られていないのが、歯列だけをきれいにするだけではなく、
『横顔をきれいにする』ことも矯正治療の特徴です。
鼻先と唇とあご先を結んだ線のことをエステティックライン(Eライン)と呼び、横顔の美しさを表す一つの指標になります。
このラインよりも唇が前方に出ていると、審美的にあまり良くないといわれています。
歯列矯正後にはEラインの位置に唇が位置するようになると、横顔がスッキリとして、美しい形に収まることが多いです。
歯列矯正によって歯並びを改善すると、このように横顔を美しくすることも可能なのです。
もちろん、見た目の美しさなどは人それぞれです。いわゆる美的感覚ですね。
なので、『どういう顔になりたいか』というヒアリングや相談はとても大切なのですが、歯科医師側としてこういう基準もあるということを知っていただけたらと思います。
▼歯磨きをしやすくする
八重歯(やえば)や乱ぐい歯(ガタガタ)など、歯列が乱れた部分というのは、歯ブラシがしづらいですよね。
やっぱり歯並びが悪いところは、磨き残しが多くなりがちです。
検診やメンテナンスなどで様々な方のお口の中を拝見したときに、「ここの歯と歯の間は絶対磨けないなぁ」と感じる歯を時々見かけます。
普通の歯ブラシでは、毛先が隅々にまで行き届かず、食べかすやプラークが堆積していきます。
そのため、検診などではこういう歯ブラシもあるよ、こういう道具もあるよといろんな提案をするのですが、どのように提案していいのかわからなくなる場所もあります。
その結果、虫歯や歯周病のリスクも上昇します。
そうした乱れを歯列矯正によって改善すれば、歯磨きがしやすくなり、衛生状態も向上します。
歯磨きがしやすい状況を作り、虫歯や歯周病に抵抗力の強い歯を作ること。
これもまた歯列矯正の大切な目的のひとつといえます。
人生の最後の最後まで自分のしっかりした歯で噛む。
これは一つの大きな幸せではないでしょうか?
▼噛み合わせを良くする
歯列矯正の目的で、見た目を美しくすることと同じくらい重要なのが「噛み合わせの改善」です。
上の歯列と下の歯列が正常に噛み合うことで、効率的にものを噛むことができます。
歯やお口周りの筋肉、顎の関節が機能的に働き、それぞれに過剰な負担がかかることもなくなるのです。
また、「よく噛める」ことで、毎日の食事も美味しくなります。
さらに、虫歯や歯周病、顎関節症といったお口の病気にもかかりにくくなり、いつまでも健康な口腔環境を保つことが可能となります。
反対に、上手に噛めていない歯列はどこか無理をしていて、その無理がストレスとして溜まってしまうと大きなトラブルになるケースもあります。
例えば歯が割れてしまうとか。
このように、歯列矯正を受けることで、見た目が美しくなるだけでなく、お口の中が衛生的になり、毎日の食事も楽しくなります。
見た目もよくなり、歯も健康的になる。
こんないい治療はなかなかありません。
デメリットとしてはお金と時間がかかることでしょうね。
そんな歯列矯正に興味をお持ちの方は、当院までお気軽にご相談ください。
歯列矯正についてさらに詳しくご説明いたします。
矯正治療をやるかやらないかは、別として、一人でも多くの方に知ってほしい知識が沢山あります。
矯正の相談自体は無料で行っていますので、興味がある方はぜひ一度相談に来てくださいね。