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こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
さて本日は歯列矯正時にいつのタイミングでホワイトニングすればいいのか迷ってる人向けに、
矯正装置の種類によってベストなホワイトニングのタイミングを教えします。
まず、矯正治療時ホワイトニングするタイミングなんですが大きく分けると3回あります。
①矯正器具をつける前
②矯正器具をつけてる最中
③矯正器具を外したタイミング
ではどのタイミングがベストなのでしょうか?
おそらく、この記事にたどり着き、今読まれている方の多くは【矯正器具を付けている最中】なのではないかなーと思いますが、はたしてできるのでしょうか?
結論から言いますね。
矯正治療する前と矯正器具を外した後にやるのがベストだと考えます。
●矯正治療を始める前にホワイトニングした方がいい理由
矯正治療をスタートすると装置にもよりますが表側では矯正器具を外すまでホワイトニングができなくなります。
一度、矯正治療をスタートすると2年ぐらい装置を外すことができないためその間に歯に着色が増え、歯の色が暗くなりやすいです。
そのため矯正治療を始める前にホワイトニングをしておき、歯の色を明るくしてから矯正をスタートするほうが好ましいです。
ではもしホワイトニングをするのであれば、矯正器具をつける前はできるだけ早くホワイトニングを終わらせたいので医院で一度で終わるオフィスホワイトニングがお勧めです。
オフィスホワイトニングは医院に来ていただき薬剤を塗布して光を当てることで歯を白くします。
1日でお帰りいただく際には白くなった状態でお帰りいただけます。
また歯並びが多少乱れていても、プロの衛生士が対応しますので歯を均等に白くさせることができます。
●矯正治療後にホワイトニングをした方がいい理由
矯正終了後は歯並びも整っており、歯のがたつきがないため薬剤が均一に浸透しやすいです。
また矯正治療中に暗くなってしまった歯を明るく戻してあげる必要があるためです。
矯正終了後はリテーナー(動かした歯が後戻りしないようにするための固定用のマウスピース)を使用するためホームホワイトニング(ご自身が家でマウスピースにホワイトニング薬液を入れてやるご自身でやるホワイトニング)と相性がいいです。
いかがでしたか?
やはりワイヤー矯正のような、たくさん複雑な装置や器具が歯に着く矯正中は、なかなかホワイトニングの効果は高くなさそうですね。
歯を白くしたいなと思うタイミングは、歯がきれいに並び始めた時が多いのではないかなと思いますので、
ホワイトニングをされるタイミングはもしかすると、矯正の後になることが多いのかもしれませんね。
もし、矯正もしたいし、ホワイトニングもしたい!という方はどちらから進めていくのか、担当医としっかり話をしていく必要がありますね。