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こんにちは、白山です。
西宮市仁川駅の近くで、子供とお母さんの歯を治したり、地域のみんなの歯を予防するためにメンテナンスや矯正をしたりしております。
みなさんのまわりに赤ちゃんはいますか?
かわいいですよね!
一生懸命喋ったり、一生懸命歩いたり…
では質問です。
赤ちゃんが初めて生える歯ってどこか知っていますか?
正解は、下の前歯が8~9か月ぐらいで生えてきます。
成長を確実に感じる瞬間ですから、うれしいですよね。
僕はかわいくちょこんと生えた歯を見て、とても喜びました。
もしかするとお母さんの中にはおっぱいをあげる時噛まれることになりますから、怖い…と感じた人もいたと思います。
でもしばらくすると、みんな同じ疑問に当たります。
そうなんです!
「この生えたての歯って、磨いたほうがいいのかな…?」
実際、診療所でもママさんたちによく聞かれます。
今回はそんな質問に答えていこうと思います。
新米パパママさんたちを応援できるような記事を書いていきますね。
1.歯が生える前後で違う赤ちゃんの歯みがき方法
まず原則として、『歯が生える前はガーゼ、生えたら歯ブラシ』と覚えてください。
つまり、できれば歯が生える前から、赤ちゃんの口の中のケアは行ってほしいです。
詳しく書くと、赤ちゃんの歯みがきケアは、歯が生える前にはガーゼで、生えたあとには専用歯ブラシで磨くのが基本となります。
そしてもちろん、『歯みがき=歯ブラシで磨くこと』と思いがちですが、まだ歯が生え揃っていない赤ちゃんに対して、焦って歯ブラシで磨く必要はありません。
歯ぐきを歯ブラシでゴシゴシすると、傷つきます。
大人でも痛くなりますので、それはやめてください。
赤ちゃんはよだれをたくさん出して、さまざまなばい菌からお口の中を守っています。
そのため、慌ててケアをしなくても、口内は十分きれいに保たれているのです。
ですから、ガーゼでのケアもできるなら…ぐらいで大丈夫です♪
親子のコミュニケーションがてら楽しくやってくださいね(^^♪
また、歯ブラシが必要になったころ、初めは赤ちゃん専用歯ブラシでも嫌がる赤ちゃんも多くいます。
口の中を触られるということに慣れるためにも、口の中をガーゼで拭くことに意味はあります。
歯が生えていないなら、歯磨きは必要ないって思ってた…。
もしそういうママさんが周りにいるなら、教えてあげてくださいね!
歯が生える前のガーゼ歯みがきのやり方
では歯が生える前の赤ちゃんには、ガーゼを使って歯みがきケアを行っていきましょう。
まずは、授乳や離乳食のあとにお茶を飲ませて、お口の中の食べ残しをきれいにしましょう。
ストローなどで、吸う練習にしてもいいかもしれません。
次に、パパママさんの膝の上に赤ちゃんを仰向けに寝かせます。
その状態で、ガーゼを人差し指に巻き、ぬるま湯や水で湿らせてください。
湿らせたガーゼを、赤ちゃんのお口の中に入れ、汚れをやさしくなぞるように取り、拭き取れば完了です。
思ったより簡単!歯がないから噛まれる心配もないし!
ガーゼ歯みがきの注意点
ガーゼ歯みがきをする際には、以下のことに注意してください。
ガーゼの誤飲に注意
ガーゼを指に巻かずに赤ちゃんのお口の中に入れてしまうと、赤ちゃんが誤って飲み込んでしまう可能性があります。
また、繊維がお口の中に残り、誤飲してしまう可能性もあります。必ずガーゼは指に巻くようにして、お口の中に残らないように注意しましょう。
指は奥まで入れすぎない
赤ちゃんのお口の中は小さく狭いです。
指を奥まで入れすぎてしまうと、気持ち悪くなって嘔吐する可能性もあります。
胃の内容物が逆流すれば、それが気管内に入る誤嚥などに繋がる可能性もあります。
ガーゼ歯みがきの際には、指を入れすぎないように細心の注意を払いましょう。
お口の中に触れるときは、力を入れすぎないように
お口の中をきれいにしようとゴシゴシこすってしまうと、それが原因で口内を傷つけてしまうことに繋がります。
やさしく撫でて、力を入れすぎないように注意してください。
衛生上、使用後のガーゼは使い捨てに
中には、洗って再度使用する人もいるようです。
しかし、赤ちゃんのお口の中に入れるものですので、衛生面を考えるとガーゼは使い捨てた方がよいでしょう。
ここまではガーゼでの清掃を行いました。
次は歯が生えてからの話です。
つまり本番です。
ガーゼのように柔らかいものではなく、硬いものを柔らかい赤ちゃんの口に入れていくので様々な注意点があります。
次の記事で書きますので、よかったら参考にしてください。
また別のブログでも様々な歯の内容を発信しているので、よかったらそちらもご覧ください。