こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、矯正したりしています。

今回も患者さんからの質問コーナー！！

子供の歯に白い斑点があるときがあります。

この斑点…いったいなんのでしょうか？

親としては絶対子供に虫歯になってほしくないですよね。

だからこそ、この斑点も心配心配で…

そういう親御さんは多いです。

ではその質問にお答えしましょう！

 

 

子供の歯の一部が白い斑点が現れることは、いくつかの異なる要因によるものです。一般的には、これらの白い斑点が大きな健康上の懸念を示すことはありませんが、定期的な歯科医の診察が重要です。以下は、白い斑点の一般的な原因と、考慮すべきポイントです。

1. フッ素斑点:
   • 歯の表面に白い斑点が現れることがあり、これはフッ素斑点と呼ばれます。適切なフッ化物摂取の下で発生し、虫歯予防に寄与します。通常、健康な歯であることを示す兆候です。
2. 仮套歯（ベビーボトルカリエス）:
   • 赤ちゃんや幼児が寝る前にミルクや果汁などの甘い液体を摂ることで、歯の表面に白い斑点が現れることがあります。これは仮套歯と呼ばれ、虫歯の初期段階です。歯科医の指導に従い、適切な歯みがきと食事療法を実践することが大切です。
3. 歯の発育:
   • 子供の歯が成長する過程で、一時的な白い斑点が現れることがあります。これは歯が成熟するまでの一時的な現象であり、通常は問題ありません。
4. 歯垢:
   • 歯垢が歯の表面に蓄積することで、白い斑点が現れることがあります。適切な歯みがきと定期的な歯科検診で解決できます。
5. その他の要因:
   • 他にも、歯に白い斑点が現れる原因として、歯の外傷、過度なフッ化物摂取、一時的な栄養不足などが考えられます。場合によっては、歯科医に相談することが必要です。

一般的に、白い斑点が健康的な歯の一部である場合、特別な処置は必要ありません。しかし、状況に応じて歯科医のアドバイスを受け、適切なケアを行うことが大切です。また、白い斑点が虫歯の初期兆候である可能性もあるため、定期的な歯科検診は虫歯の早期発見と予防に役立ちます。