こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、矯正したり、子供の歯を治したりしています。

さて、今回はインプラントの話になります。

インプラントという治療ができて、約３０年程度経過しました。

さまざまな研究で形を変えながら、洗練されてきたインプラント治療。

いま、ようやく安定した最終局面を迎えています。

でもやはりリスクは避けられません。

そのリスクと、そもそものインプラント治療に関しての解説をしたいと思います。

 

インプラント治療は、歯を失った部位に人工的な歯根を埋め込む手術的な治療法であり、多くの場合、歯科医師によって安全かつ効果的に行われます。

 

しかし、どんな医療処置にもリスクが伴います。

インプラント治療に関連する主なリスクとして以下のものが挙げられます。

1. 手術リスク: インプラント手術は外科手術であり、一般的な手術リスクが存在します。これには感染、出血、麻酔の問題などが含まれます。
2. インフェクション（感染）: インプラント手術後、埋め込まれたインプラント周囲の組織が感染する可能性があります。これは手術部位の清潔さや適切なケアによって軽減できますが、完全に避けることは難しい場合もあります。
3. 周囲の組織の損傷: インプラント挿入時に周囲の神経や血管が損傷する可能性があります。これはしばしばしびれや感覚の変化として現れますが、通常は一時的なものです。
4. 骨組織の問題: インプラントは骨に埋め込まれますが、骨の十分な量や質がない場合、インプラントが正しく固定されない可能性があります。また、骨が適切に癒着しない場合にも問題が生じる可能性があります。
5. 審美的な問題: インプラント治療によってもたらされる審美的な結果が予想と異なる場合があります。これにはインプラントの形状、色調、歯への適合性などが含まれます。

これらのリスクは、患者の健康状態、歯科医師の技量、手術の種類などによって異なります。

患者と歯科医師は、治療の前にリスクと利点を慎重に検討し、最善の治療計画を立てる必要があります。