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誰にでも多かれ少なかれ口臭はあります。口臭のほとんどは生理的なものと言われています。
呼吸器系障害や消化器系、胃腸障害や糖尿病などの病気が原因で生じるものもありますが、特に歯周病になっている人は周囲の人が必ず気づくほどの強い匂いを発しています。
歯周病菌はそれほど強い独特なにおいを発する菌とも言えます。揮発性硫黄化合物という名前の物質にはなるのですが、その名前の通り、硫黄のようなにおいを発します。
硫黄というと温泉を思い出しますね。あの独特の匂いが口の中からしていると思うとぞっとします。しかも自分ではなかなか気づきにくいとなると、人の前で話をするのも少し怖くなってしまいます。
上で口臭の原因はいろいろ書かせていただきましたが、実際に特定するのは少し難しかったりします。ネットの検索で「口臭」「原因」と打つと予測で「わからない」と出ます。
吐く息を化学的に計測して、どのにおい成分が含まれているのかを調べる計測器もあるにはあるのですが、なかなか治療まで正確に結び付けにくいと聞きます。
そして現代病かもしれませんが、実は口臭などないのに気になりすぎるあまり自分は強い口臭があると思い込んでしまう人もいます。
なかなかそういう方に「気のせいです!」と一方的にいうのは酷ですし、そもそも信じてくれないと思います。
やはり科学的な根拠が必要になってくるのかな。
口臭が悩みで…と来られる方、言われる方は多いのですが、とてもいい解決策を提示できないのは申し訳ないです。
ただ歯科医師からいえることは、歯周病に対する予防を行うことつまり「歯をしっかり磨くこと」と「唾液が出にくくなってないか確認する」この二つが大切になってくるかと思います。
もし口臭が気になるような人がいるのなら、自分では確認しにくいことも多いと思うのでぜひ歯科医院で検診を受けがてら担当の先生に相談してみてください!
それでは。