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「子どもがスポーツをしているのですが、姿勢が気になります」
「走るときに肩で息をしていて、少し苦しそう…」
「口が開いたまま運動しているのが気になる」
そんなご相談をいただくことが増えています。
実は、歯並び・舌の位置・呼吸は、スポーツ能力にも大きな影響があります。
今回のブログでは、マイオブレースが「運動能力の土台作り」にどう関係するのかを、保護者の方にわかりやすく解説します。
スポーツは「身体全体を使う活動」ですが、その根本には呼吸の仕方が大きく関わっています。
お口のクセがあると、以下のような影響が出ることがあります。
特に「口呼吸」は、呼吸効率が下がるだけでなく、スポーツ時の筋肉の使い方にも影響します。
マイオブレースは「歯を強制的に動かす矯正」ではなく、
お口周りの機能を整える“機能的矯正”です。
そのため、次のようなスポーツ面でのメリットが期待できます。
鼻呼吸は、酸素を効率よく取り込むために最適な方法です。
マイオブレースのトレーニングにより「日常から鼻呼吸」が習慣化すると、運動中も自然と鼻で呼吸できるようになります。
その結果、疲れにくく、集中力も保ちやすい体につながります。
舌が正しい位置(上あご)にあると、体幹が安定しやすくなります。
逆に、口呼吸や低位舌(舌が下がった状態)は、身体の重心が前方にずれ、姿勢の崩れにつながります。
マイオブレースによって舌の位置・口の使い方が改善すると、自然と姿勢も整いやすくなり、スポーツ動作もスムーズになります。
お口周りの筋肉は、身体の姿勢やバランスを支える重要な部分です。
正しい舌の位置・正しい飲み込み方が身につくと、顎や首まわりの余計な緊張が減ります。
これは走る・跳ぶ・投げるなどの動作の安定につながります。
口呼吸が習慣になっている可能性があります。
マイオブレーストレーニングで鼻呼吸ができるようになると、持久力が改善することがあります。
姿勢の乱れは“舌の位置が悪い”ことが原因の場合があります。
舌が上あごに収まるようになると、自然に体幹が安定します。
身体のバランスが悪いと、関節や筋肉に余計な負担がかかり、ケガにつながることがあります。
口腔機能の改善は、全身のバランス改善にもつながります。
特に、以下のスポーツをしているお子さまは、呼吸や姿勢がパフォーマンスに大きく影響しやすい傾向があります。
マイオブレースは、歯並びを整えることに加えて、スポーツのパフォーマンスを支える「呼吸」や「姿勢」の土台作りに貢献する治療です。
次の項目に当てはまる場合、マイオブレースが役立つ可能性があります。
これらは決して「気のせい」ではなく、呼吸機能の問題が背景にあることが多いです。
マイオブレースは「歯並び矯正」だけでなく、
呼吸・姿勢・体幹の安定にまで良い影響を与える治療です。
スポーツをしているお子さまにとって、呼吸が整うことはパフォーマンスに直結します。
成長期の今だからこそ、正しい呼吸習慣を身につけることがとても大切です。
当院(しらやま歯科クリニック/西宮市仁川町)では、5~10歳のマイオブレース治療を行っております。
お子さまの成長とスポーツ能力の土台づくりのために、いつでもご相談ください。