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こんにちは。兵庫県西宮市仁川町で歯科をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。
虫歯を治したり、子どもの矯正をしたりしています。
「歯を噛んだら痛い…」と感じることは、年齢に関わらず起こります。
症状の原因は、虫歯だけでなく、亀裂歯、歯周病、詰め物・被せ物の不具合、咬み合わせの問題など、多岐にわたります。
今回は、患者体験談を中心に、噛んだら痛い歯の原因、症状別のチェック、治療法、予防法を詳しく解説します。
患者:20代女性Dさん
症状:右上奥歯で硬いものを噛むとチクッと痛むが、熱い・冷たい刺激では痛まない
原因:初期の虫歯(神経にはまだ達していない)
治療:小さな詰め物を施し、定期検診で再発予防
患者:30代男性Fさん
症状:冷たい飲み物を飲むと歯がピリッと痛む
原因:歯の根元の露出による知覚過敏
治療:知覚過敏用コーティングとフッ素塗布で痛み改善
患者:40代女性Gさん
症状:右下奥歯で硬いものを噛むとズキッと痛む
原因:歯に入ったヒビが噛む力で刺激される
治療:亀裂の進行を防ぐため被せ物で補強
患者:50代男性Hさん
症状:歯茎が腫れ、硬いものを噛むと痛む
原因:歯を支える骨・歯茎が弱くなっている
治療:歯石除去・クリーニング、咬み合わせ調整
患者:60代女性Iさん
症状:古い詰め物の奥歯で噛むと痛む
原因:詰め物の摩耗・浮き
治療:詰め物の再製作と高さ調整
虫歯:神経に近い虫歯は噛むとズキッと痛む
亀裂歯(クラック):歯に入ったヒビが噛む力で刺激される
歯周病:歯茎や骨が弱くなり、噛む刺激で痛みを感じる
咬み合わせ・歯ぎしり:特定の歯に負担がかかる
詰め物・被せ物の不具合:摩耗・浮き・欠けで噛むと痛む
知覚過敏:歯根の露出やエナメル質の摩耗で刺激に敏感
噛むとだけ痛む → 亀裂歯、咬み合わせ異常、古い詰め物
冷たい・熱い物でも痛む → 虫歯、知覚過敏
歯茎が腫れている → 歯周病
特定の歯だけ痛む → 詰め物・被せ物の不具合、クラック
柔らかい食事にする
硬いものや冷たい・熱いものを避ける
丁寧に歯磨きを行う
市販の痛み止めを短期間使用(服用方法を守る)
※応急処置は一時的です。原因を治療しなければ再発します。
虫歯・知覚過敏 → 詰め物・フッ素塗布・コーティング
亀裂歯 → 補強・被せ物
歯周病 → 歯石除去・クリーニング
咬み合わせ・歯ぎしり → マウスピース・調整
古い詰め物・被せ物 → 再製作・高さ調整
定期的な歯科検診
正しい歯磨き・フロス使用
食生活の改善(糖分控えめ、硬いものの取り方に注意)
歯ぎしり・食いしばり予防(マウスピース、ストレス管理)
詰め物や被せ物の定期チェック
「歯を噛んだら痛い」と感じた場合、虫歯、亀裂歯、知覚過敏、歯周病、咬み合わせ異常、古い詰め物・被せ物の不具合など複数の原因が考えられます。
体験談のように症状のタイプ別に原因を特定し、早めに治療することで痛みを改善し、歯の健康を守ることができます。
違和感を感じたら我慢せず、早めに歯科を受診しましょう。