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こんにちは。
宝塚市のとなり、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯の治療をしたり、矯正をしたり、子供の歯を治したりしています。
さて、今回は【歯ぎしり】について考えていこうと思います。
歯ぎしりというのは、歯科用語ではブラキシズムといいます。
そして、歯ぎしりをしている人のことを、ブラキサーと呼んだりします。
ちょっとかっこいいですね(笑)
漢字で書くと歯軋りと書くように、歯をきしませることを言います。
みなさんのイメージとしてはいかがでしょうか?
寝ている間に歯を横にスライドさせて、「ギリギリ…」と音が鳴ることを歯ぎしりと思っていませんか?
実はこれは間違いです。
いったい何が間違いなのか?
このあたりについて、詳しく解説していきます。
最近なんだか顎が疲れたなと感じている人に、よりこの記事は読んでほしいです。
まず歯ぎしりの何が良くないのか。
1、歯に大きな負担がかかる
2、顎に大きな負担がかかる
そしてこの二つの原因は、それぞれ1だと歯周病になりますし、2だと顎関節症になります。
病名や症状名がつくと、一気にダメなものの気がしてきますよね…
言い換えると、自分のチカラで自分の歯や顎を壊してしまう…という状況が歯ぎしりというわけです。
次は歯ぎしりの分類です。
一口に『歯ぎしり』といっても歯科では以下の三つに分けて考えれれています.
①『グラインディング』
寝ている間に顎を左右に動かして、ギリギリと音が鳴るというもの。
②『クレンチング』
顎を動かさずに上下にグッと噛みしめる食いしばりのもの。
③『タッピング』
上下の歯をカチカチと鳴らすもの。
この3つの総称を『ブラキシズム』と言います。
みなさんのイメージだと①のグラインディングのみのイメージだったのではないでしょうか?
実は②や③のような歯ぎしりもあるんですよ!
つまり、夜中に音が鳴らなくても、歯ぎしりをしている状況はある、ということですね。
音だけで判断してはいけないのです。
さて、では夜中に行うものだけを歯ぎしりというのでしょうか?
答えはNO!です。
日中、起きている間でも歯をずっと食いしばってしまうクレンチングを行っている人は結構多いといいます。
例えば、よく上げられる例は【仕事中、パソコンに向かっている時】。
こういう集中している時なんかによくやりがちといいます。
最近どんどんこの状況を持つ方が増えてきて、病名までついたぐらいです。
あなたには、この症状は起きていないですか?
ではそもそも歯ぎしりをしてしまうのはなぜなのでしょうか?
原因は不明ですがストレスが大きく起因していると言われております。
ストレス…といっても、心が疲弊するようなよく一般的に言われるアレだけではなくて、環境の変化だけでもストレスは起こります。
それこそ、最近暑くなった、とか、小指をぶつけてしまったとか。
え、そんなことで!?というようなものでも、人間はストレスを感じます。
こう考えると歯ぎしりって完全にやめることは出来なさそうですね。
そのため歯ぎしりを自覚しているかたは歯ぎしりへの歯科的な対応が必要です。
一番多くとられる処置は、マウスピースを付けることで、歯ぎしりをしても歯や顎に力がかかりにくいようにするシステムです。
詳しい内容に関しては、またいつかの記事にまとめたいと思います。
オフィスホワイトニングの金額や手順など|しらやま歯科クリニック|仁川駅すぐ!日曜日もやっている優しい歯医者さん (shirayama-shika.com)