【第15回】マイオブレース治療の成功事例と保護者へのメッセージ
これまでのマイオブレースシリーズでは、装置の使い方や生活習慣、トラブル対策などをご紹介してきました。
最終回となる今回は、実際の成功事例と保護者の方へのメッセージをお届けします。
◆ 成功事例:5歳のAちゃんの場合
Aちゃん(5歳)は、前歯のガタつきと口呼吸が気になる状態で来院。
初めは装置に慣れず、装着を嫌がることもありました。
- 夜間装着:毎晩寝る前に30分からスタート
- 日中トレーニング:舌の位置を意識する簡単な練習を毎日10分
- 口腔ケア:食後の歯磨きと装置の洗浄を親子で実施
家庭でのサポートを続けた結果、半年後には前歯のガタつきが改善し、鼻呼吸も自然にできるようになりました。
Aちゃん本人も「装置をつけるのが楽しい」と言って毎日取り組むようになりました。
◆ 成功事例:6歳のBくんの場合
Bくん(6歳)は、奥歯の噛み合わせの乱れが目立ち、口呼吸と舌癖もありました。
最初は装置の管理が不十分で装着時間が足りないこともありましたが、親子で記録をつけながら取り組むことで改善。
- 装置の装着時間を記録表で管理
- 週末に親と一緒に装置の洗浄と歯磨きチェック
- 通院時に歯科で調整・アドバイスを受ける
1年後には奥歯の噛み合わせが整い、舌の位置も改善。Bくんも自信を持って笑顔を見せられるようになりました。
◆ 保護者へのメッセージ
マイオブレース治療の効果は、装置だけでなく家庭でのサポートがあってこそ最大化します。
保護者の方が毎日の装着やトレーニング、口腔ケアを一緒に取り組むことで、子どもは自然に習慣化します。
「最初は嫌がるかも」「効果が出るまで時間がかかるかも」と不安になることもあるかもしれません。
でも、焦らず継続することが成功への近道です。
装置の管理や生活習慣のサポートは、子どもにとって安心できる環境を作ることにもつながります。
家庭と歯科医院が連携することで、最短で・安全に・効果的に治療を進めることができます。
◆ まとめ
マイオブレース治療は、早期開始・正しい装着・日常習慣の改善・家庭のサポート・定期通院がポイントです。
成功事例からもわかるように、これらを組み合わせることで、子どもの歯並び改善は確実に実現できます。
西宮市仁川町のしらやま歯科クリニックでは、治療中の家庭でのサポート方法や習慣づくりまで丁寧に指導しています。
まずは無料相談でお子さまの状態を確認し、最適な治療計画を立てましょう。
