【第3回】ストレス社会の中で歯を守る習慣~食いしばりの予防とリラックス法~
こんにちは。
兵庫県西宮市仁川町のしらやま歯科クリニックの白山です。
これまでの記事で、歯ぎしり・食いしばりの症状やマウスピースの役割について解説しました。
今回は、日常生活でできる予防方法や、ストレスとの付き合い方に焦点を当てます。
🦷 食いしばりはストレスと深く関係しています
食いしばりや歯ぎしりは、単なる癖ではなく心理的・身体的ストレスのサインでもあります。
長時間のデスクワーク、スマホ操作、仕事の緊張など、日中の知らないうちの噛み締めも含め、ストレスが直接歯や顎に負担をかけています。
食いしばりによる症状:
- 顎や肩のこり
- 頭痛や首の疲れ
- 歯の摩耗や欠け
- 睡眠の質の低下
💡 日常でできる食いしばり予防法
ストレスが原因の場合は、生活習慣を少し見直すだけでも症状を軽減できます。
- 姿勢を意識する:デスクワーク中は肩の力を抜き、顎をリラックス
- こまめにあごを休める:口を軽く開けて上下の歯を離す習慣を作る
- 噛む力をリマインド:無意識に食いしばっていないか鏡やスマホで確認
- ストレッチや深呼吸:肩・首・顎の緊張をほぐす簡単な運動
- 入浴やアロマなどでリラックス:夜の睡眠中の歯ぎしりを減らす効果も
🔧 歯科でできるサポートも併用しましょう
日常習慣で改善できる部分もありますが、症状が強い場合は歯科での対応が有効です:
- ナイトガード(マウスピース)で夜間の歯ぎしりを軽減
- 噛み合わせのチェック・調整で歯や顎への負担を減らす
- 定期的な歯科受診で歯の摩耗や欠けを早期発見
特に、訪問歯科診療でもナイトガードの作製や調整が可能です。
通院が難しい方も、自宅で安心してケアができます。
👉 関連ブログ:【第2回】歯が欠けた・しみる原因は“食いしばり”?マウスピースの役割とは
🪥 食いしばり対策チェックリスト
- 朝起きたときにあごが重い・疲れている
- 肩こりや頭痛が慢性的にある
- 日中、無意識に歯を噛み締めている
- 歯の摩耗や欠けがある
- ナイトガードを使っても改善が見られない場合は歯科相談
🏠 まとめ
- 食いしばりや歯ぎしりはストレスや姿勢、生活習慣が大きく影響する
- 日常での姿勢改善・深呼吸・ストレッチなどで症状を軽減できる
- ナイトガードや噛み合わせ調整など歯科でのサポートも有効
- 訪問歯科でも対応可能なので、通院が難しくても安心
毎日の生活習慣と歯科でのサポートを組み合わせることで、歯ぎしり・食いしばりによるトラブルを予防できます。
少しでも気になる方は、早めにご相談ください。
しらやま歯科クリニック
兵庫県西宮市仁川町
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