【第6回】マイオブレースQ&A:効果を高める家庭での習慣
こんにちは。西宮市仁川町の「しらやま歯科クリニック」院長・白山です。
今回は、マイオブレースの効果を最大化するために、家庭で取り入れられる習慣や遊び・運動についてQ&A形式でご紹介します。
お子さんが楽しく続けられる工夫もお伝えします。
Q1:毎日の習慣で意識することは何ですか?
A1:大切なのは「舌・唇・頬の筋肉を正しい位置で使う習慣」をつけることです。
食事中や会話中に舌を上顎に置く、唇を閉じて鼻呼吸するなど、日常の動作で意識できるよう声かけをしましょう。
Q2:遊びを取り入れると効果がありますか?
A2:はい、遊びを通して舌や唇の筋肉を使うことは非常に効果的です。
例えば、ストローでジュースを飲む、風船を膨らませる、口を使った簡単なゲームなどが楽しく筋肉を鍛える方法です。
Q3:運動も関係がありますか?
A3:全身の成長や姿勢は顎や顔の発育にも影響します。
適度な運動やバランスの良い姿勢を意識することで、マイオブレースの効果が高まります。
特に背筋を伸ばして座る、首や肩の力を抜く姿勢を習慣化することが大切です。
Q4:家庭での声かけのポイントは?
A4:声かけは「短く・具体的・前向き」にするのがポイントです。
例:
- 「舌は上顎に置こうね」
- 「唇は閉じて鼻で呼吸しよう」
- 「装置、つける時間だよ!」
注意点は叱らず、成功体験を褒めること。前向きな声かけでお子さんのモチベーションが上がります。
Q5:効果を実感できるまでどれくらい続ければ良いですか?
A5:個人差はありますが、多くのお子さんは半年~1年で変化を感じ始めます。
家庭での習慣づくりがしっかりできていると、より短期間で効果を実感できます。
定期的な通院でチェックを受けることも、効果の安定に役立ちます。
Q6:忙しい家庭でも続けるコツは?
A6:日常の生活の中に装置や筋肉のトレーニングを組み込むことがポイントです。
例えば、朝の歯磨き後や寝る前の習慣にする、遊びや運動の時間に組み込むなどです。
少しずつ習慣化することで、無理なく続けられます。
まとめ:毎日の少しの工夫が大きな成果に
マイオブレースは、装置だけでなく日常の習慣や遊び、運動が組み合わさることで最大の効果を発揮します。
家庭での声かけや工夫を取り入れることで、お子さんも楽しみながら続けられます。
分からないことやお困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
当院では、お子さんの性格や家庭環境に合わせた最適なサポート方法を個別にアドバイスしています。
