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こんにちは。兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。
虫歯治療や入れ歯作製、訪問歯科まで、地域の皆さまのお口の健康を支えています。
今回は「噛むと痛いけど、虫歯は見当たらない」という50代女性・Eさんのお話です。
検査の結果、原因は歯の神経(歯髄)の炎症でした。早めの対応が歯を守る鍵になります。
Eさんは「右上の奥歯で噛むとズキッと痛む。でも歯医者で見てもらったら虫歯はないと言われた」と来院されました。
このケースは意外と多く、虫歯以外の原因で痛みが出ていることがあります。
当院で精密検査を行うと、歯の神経に炎症が起きているのが分かりました。
この炎症は放置すると神経が壊死し、最終的には歯を失うリスクがあります。
歯の神経が炎症を起こす原因は主に以下です:
50代前後は、歯の根元や詰め物の劣化で細菌が侵入しやすくなるため、噛むと痛む症状が出やすくなります。
こうした症状がある場合、神経の炎症が進んでいるサインです。
早めに治療すれば、神経を守れる場合もあります。
Eさんの場合、炎症がまだ軽度だったため、神経を保護する薬の塗布と被せ物のやり直しで治療を行いました。
症状が進行している場合は、根管治療で神経を取り除く必要がありますが、早期発見により最小限の治療で済みました。
治療後は噛むときの痛みが軽減し、普段通り食事を楽しめるようになったとのことです。
50代になると、虫歯以外にも噛むと痛む原因が出てきます。
Eさんのように歯の神経の炎症が原因の場合、早期治療で神経を守れるケースがあります。
また、年齢が上がると【60代男性編:歯周病の進行による噛むと痛い症状】や、【70代女性編:入れ歯の不具合による噛むと痛い症状】のように、原因が変わってくることもあります。
年代ごとの特徴を理解して、早めの相談が歯を守る鍵です。
「噛むと痛い」「違和感がある」と感じたら、ぜひ早めにご相談ください。
通院が難しい方は、当院の訪問歯科サービスもご利用いただけます。
兵庫県西宮市仁川町
虫歯治療・入れ歯・訪問歯科まで対応しています。
あなたの“噛める笑顔”をこれからも支えていきます。