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こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
さて、今回は【こどものおやつ】という点に関して話していこうと思います。
皆様、いきなりですがおやつは何をあげてますか?
おやつって何をあげればいいの?と疑問になっているお母さんやお父さん多いのではないでしょうか?
おやつをあげすぎてはいけないということはわかっているのだけど、まったくあげないというのも…。
おやつをあげたときの子供の笑顔を見てしまうと、もう敵わないですよねw
そんな葛藤の中悩まれるパパママのための記事になりますので、よかったら最後まで読んでくださいね。
では早速、虫歯になりやすいおやつ、なりにくいおやつについて書いていこうと思います。
虫歯になりやすい食べ物の条件は
・砂糖を含んでいること
・ベタベタして歯にくっつきやすいもの
・長く口内に残るもの
・酸性のもの
になります。
これらのポイントを押さえながら具体的にどんな食べ物が虫歯になりやすいか見ていきましょう。
①砂糖を多く含んでいる、食べるのに時間がかかるもの
キャラメル、グミ、飴、ソフトキャンディー、アイスキャンディー(チューブ入り)
哺乳瓶で飲むジュースやスポーツ飲料
②砂糖を多く含んでいる、歯にくっつきやすい
チョコレート、ケーキ、クッキー、菓子パン、ウエハース、あんこの団子
炭酸飲料、乳酸菌飲料
③砂糖を多く含んでいる、しかし短時間で食べられる
アイスクリーム、アイスキャンディー、ゼリー、プリン、加糖ヨーグルト
③でご紹介した食べ物は、口内には残りにくいので①や②に紹介した食べ物よりも、虫歯になりにくいです。
改めてみると、本当に子供が好きな食べ物がおおいですね。
ついつい挙げてしまっていることがおおいラインナップなのではないでしょうか?
次は、虫歯になりにくい食べ物についてご紹介します。
虫歯になりにくい食べ物の条件は
・自然の甘味があるもの
・噛み応えがあるもの
・食べかすが残りにくいもの
になります。
具体的にみると…
りんご、いちご、みかん、バナナ、サツマイモ、にぼし
チーズ、煎餅、無糖ヨーグルト、ナッツ、おにぎり、干し芋
砂糖を含まず、歯にくっつかず、ささっと短時間で食べられるものが理想になります
また、にんじん、セロリ、ゴボウ、レタスなど繊維の多い食べ物は、噛むことにより歯の表面や粘膜をお掃除し、歯を綺麗にしてくれます。
いかがだったでしょうか?
虫歯になりやすい食べ物は、食べてはいけないわけではないですが、食べた後は必ず歯磨きをすること。
長時間ダラダラ食べをしないこと、おやつの時間を決めること、量を考えることが大事です。
虫歯になりにくい食べ物だからといって、歯磨きしないにのはNGです。
食べ物の種類に良い悪いがあるのはもちろんなのですが、どちらかというとその食べ方のほうが大切かもしれません。
「うちではお菓子を全く上げない方針なんです!」と自信満々に言われても、歯磨きを全くしていなくて、お口の中がプラークまみれ…なんてこともあります。
※プラークとは食べかすとばい菌が混ざった、ねばねばしたもので歯に付着し虫歯の原因になりやすいものです。
通常のご飯の中にも糖に代わるものはたくさんあります。
今一度、お子様のおやつの内容を見直してみてください。
そして、どのように食べて、どのようにケアしていくのか、そのあたりも考えていくといいのかなと思います。
パパママのためになっているとうれしいです。