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しらやま歯科クリニック

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この非常事態に、歯医者として思うこと。

こんにちは、白山です!
西宮市仁川駅の近くで、子供とお母さんの歯を治したり、地域のみんなの歯を予防するためにメンテナンスや矯正をしたりしております

1回目の非常事態宣言が終わりましたね!

でもまだ延長みたいで、どうやら5月末まで伸びるようです。

このことについて、歯科医院からの目線で見てみようと思います。

まず考えなくてはいけないことは、常識というものが1日1日単位で、どんどん変わってきているということ。

1月はまだ対岸の火事というか、中国やばいねー、でも日本に来たら怖いなーという平和ボケしている状態でした。

そこから、感染者が増え、クルーズ船の中で爆発的に増えていることを見て、どうやらこれは本当にヤバいやつだという認識が広がりました。

でもまだ安全大国の日本なので、とはいっても、なんとかなるんでしょ?死にはしないんでしょう?治してくれるんでしょ?って感じでした。

しかし、日本での死者が出始めます。

一部では、これほ危機的状態だという認識がありましたが、まだ日本はゆっくりしています。

まぁなんとかなるかなーって感じです。

しかしその勢いが止まらないのを見て、全員マスクするようになり、逆にマスクをしていない人を叩くという雰囲気になっていきます。

つまり、危機感が謎の方に振り切り、誰かを敵視する方向に進みます。

どうやらコロナは見えないので、見えやすい敵を作っておいた方が人間は安心するみたいです。

その風潮は経済界にも伸びていきます。

エンタメを始め、あらゆる人が集まるイベントは敵視され、非国民扱いされます。

国もこのタイミングで非常事態宣言を出しました。

全員が同じ方向を向くときだ!というのはなんという体のいい言葉なんでしょう。

そしてその人たちにとって、非常事態宣言というのはとても便利な武器となりました。

その言葉だけで、その武器だけで、なぜか同じ国民が傷つけられていきます。

少し日は経ち、このコロナというやつは数ヶ月で終わる問題では無いみたいだと全員がうすうす感じ始めます。

あれ?1ヶ月非常事態宣言を乗り越えればある程度同じ生活はできるんじゃ無いの?

受け止めたく無い現実がどんどん迫り、5月に入りました。

日本各地で感染者の数はいまだに増え、落ち着く雰囲気はありません。

そこで、経済の方です。

この1ヶ月経済をストップできたのは、この1ヶ月を乗り越えたら、普通に戻るというご褒美があったから。

そのご褒美がなければ、無理やり普通に戻すか、死ぬかの2択です。

もちろん、無理やり普通に戻す方を選びます。

つまり営業するということです。大手の企業は未だに停止していますが、それは資金力があったのこと。

日本にある200万ほどの会社のほとんどにそんな力はありません。

さぁ営業します。あれだけ営業に対して文句を言っていた会社が。

止めることよりも始めることよりも、再開することが1番難しいとはよくいったものです。

さて、歯医者の世界でも同じ状況で、名指しで国からあまり行かないようにというおふれが出ました。

いったん休診にする歯医者もたくさんありました。素晴らしい決断です。

患者さんと、何よりスタッフを守るための英断です。

反対にその中でも、開け続け、その間歯の苦しみに耐える人の支えになる歯医者もありました。

どちらが正しいのでしょうか?

僕にはわかりません。

もう一度言います。

常識が秒単位で変わっていく世界に絶対に正しいことなんてありません。

あるのはそこで働く方達の意思と決意と覚悟と少しの希望です。

どういう判断をしても苦しみながら出した結論でしょうから、そこを否定しないであげて欲しいなって思います。

国民同士がいがみ合ってたら、コロナの思い通りですよー!

こういう時こそ、コミュニケーション!

笑い話に変えれるように、力を合わせてがんばりましょー!

またほかにも医療に関することを別のブログに書いています。
良ければそちらも見てみてください。あなたの体に役に立つ記事があるかもしれません。
http://haisyasan-kosodate.com/yellowing-of-teeth-whitening

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