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こんにちは。
宝塚市のとなり、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正をしたりしています。
子供が一人で診療室に入るのはいつぐらいから??|しらやま歯科クリニック|仁川駅すぐ!日曜日もやっている優しい歯医者さん (shirayama-shika.com)
今回のテーマは「なぜ歯医者さんは何回も行かなくてはならないのか」です。
歯医者さんに通われた方は絶対に思ったことがあると思います(笑)。
一回で終わらしてほしいな、思って当然です。
ただ分かってほしいのは何回も見なくてはいけないという歯の治療の特殊性があるということ。
金儲けのために何回も呼んでいるわけではないのです。
一回で終われるのであれば、終わらしています。
他の臓器と歯が一番違うのは、「歯は自分で治る力がほぼない」という点です。
風邪をひいてしまったとします。
もちろん薬が処方され、それをみなさん飲んで治していくと思うのですが、薬だけでなく自分の免疫や体の仕組みで治っていきます。
しかし歯にはそのような機構はありませんので、僕たちが行ったものがほぼ全てになります。
つまり完璧にその方の生活になじんでいるように治せているのかわからないのです。
少し難しい話になりますが、もし風邪が薬でしか治せなければ、そしてその薬が多すぎると害になる薬であれば、ちょっと出しては来てもらって、またちょっと出しては来てもらって…になりそうでしょ?
歯科の治療はほぼそういう感じです。
「完璧に治さなければいけない」これはつまりちょっとでも足りなくてもダメですし、多すぎてもダメということです。
全ての治療がジャスト以外ダメなのです。
弱音を吐くわけではありませんが、なかなか神経の使う難しい仕事です汗。
その分やりがいはありますが。
どうか患者さんも少しだけでいいので、この難しさを分かっていただけると嬉しいです。
それでは。