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しらやま歯科クリニック

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大人の歯に生え変わったら、気を付けなければいけないこととは?

こんにちは。

宝塚市のとなり、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、矯正をしたり、子供の歯を治したりしています。

さて今回は歯の生え変わりについての記事を書いていこうと思います。

歯の生え変わりはだいたい小学生の間の6歳から12歳の間に起こります。

もちろん、個人差が多くありますので、中学生になっても子供の歯が残っている子もいます。

ですが、どんな時期であっても子供にとっても親にとってもビッグイベントに変わりはありません。

抜けてから大人の歯が生えてくるまでスパンがありますので、きちんと生えてくるかドキドキします。

そして、大人の歯の頭がひょこっと見えた時にほっとします。

しかし、実はまだ安心はしてはいけません。

生えたての永久歯のエナメル質は軟らかく、むし歯になりやすい状態なのです。

大人になるにつれ、歯は唾液に含まれるカルシウムや歯磨き剤のフッ素によって硬くなっていきますが、それ以前にむし歯にしてしまわないことが重要です。

まずは食生活が乱れていないかをチェックし、次にどの歯に注意が必要かお子さん自身に意識させて、歯ブラシを歯に届かせるように促していきましょう。

年齢別の特に注意したい点を列挙すると、

・5~7歳では、乳歯の奥に第一大臼歯が生えます。

とくに萌出中は嚙み合わせ面に段差ができ歯ブラシが届きにくいので、奥まで親子で確認し、お子さんが自分でも気を付けて歯磨きができるように練習していきましょう。

・8~11歳では、前から3番目~5番目あたりの歯の生えかわりがはじまります。

歯ぐきがでこぼこし歯磨きが難しくしづらい時期です。

手先が器用になってきますので、歯磨きすると歯ぐきが痛いようなら、タフトブラシも併用してみましょう。

・11歳~13歳では、第二大臼歯が生えてきます。嚙み合わせ面に段差ができ、歯列が奥に延びることもあって、みがき残しができやすい時期です。

生え終わっても数年ほどはエナメル質が軟らかいので油断大敵です。丁寧な歯みがきを心がけましょう。

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