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こんにちは!
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治療したり、子供の歯を治したり、矯正したりしています。
近ごろ、検診で来てくださっている患者さんのお子さんをよく診させていただきます。
同じ三歳でも全然違いますね。
力いっぱい泣く子もいれば、ちょっとおませで好きな子を教えてくれる子もいます。
まず言えるのは、みんなかわいいですねぇ。全然専門的ではないですが…(笑)
ところで乳歯と永久歯、それぞれ何本あるかは知ってますか?
乳歯が20本、永久歯が32本です。(親知らずを含めると)
全然数が違います。
もちろん顎が大きく成長するために、この本数の違いが生まれます。
乳歯を使うのはだいたい10年。
永久歯を使うのはだいたい70年。
乳歯の活躍する期間はなかなかに短いですね。
いまでもどうせ生え変わるから、
乳歯はどうでもいいといわれることがあります。
確かに短いですが、
永久歯が生える場所をしっかり守る大切な役割があります。
乳歯を疎かにすることは、永久歯を疎かにすることと同じだと思います。
乳歯から大切にするということを子供に教えてあげること。
お父さんとお母さんが仕上げ磨きをすること。
この二つはとても大切な親の役目と思いますし、
そのお手伝いが出来たらなと考えています。
ところでフッ素を塗るということを希望される親御さんが増えてきたように感じます。
フッ素塗布は効果がどれぐらいあるかは様々な説があります。
またフッ素には中毒があります。(体重1キログラムに対して2ミリグラム)
効果はありますが、虫歯の予防率は30パーセント前後です。
この数値を大きく見るかどうか、となりますがやらないよりはやった方がいいと思います。
ただ絶対に間違えてほしくないのがフッ素を塗れば全てオッケーと思う点です。
まずはしっかり歯磨きをすること!これが一番大事です!
まあフッ素を塗るとだいたいの子が嫌がっちゃいますけどね…
それでもこの子が将来虫歯のない人生を送ってくれたらと切に願います。
それでは。