季節の歯ケア365日〜毎月の健康な笑顔のために〜 第1回「冬の乾燥対策で歯ぐきを守ろう」
こんにちは。しらやま歯科クリニックの白山です。
新シリーズ「季節の歯ケア365日」、第1回は冬の乾燥対策です。
冬は空気が乾燥しやすく、歯ぐきや口の中も影響を受けやすい季節です。
冬の乾燥が歯ぐきに与える影響
空気が乾燥すると、口の中の水分も減りやすくなります。
唾液は口の中を守る大切な役割がありますが、乾燥で唾液が少なくなると、歯ぐきが荒れやすく、細菌が増えやすくなります。
歯ぐきが乾燥すると、出血や腫れの原因になったり、虫歯リスクも高まったりします。
そのため冬は特に、口腔内の保湿とケアが大切です。
簡単にできる冬の歯ぐきケア
1. こまめな水分補給
冬は喉の渇きを感じにくいですが、少しずつ水分を取ることが大切です。
常温の水やお茶で、口の中をうるおすイメージで飲むと良いでしょう。
2. 唾液の分泌を促す
ガムを噛む、よく噛んで食事をするなど、唾液を増やす習慣も効果的です。
唾液は歯を守る天然のクリーナーなので、冬でも意識して分泌を促しましょう。
3. 丁寧なブラッシングと歯ぐきマッサージ
歯ブラシは力を入れすぎず、歯ぐきの境目をやさしく磨きましょう。
ブラッシング後に指で軽く歯ぐきをマッサージすると血流が良くなり、乾燥や腫れ予防になります。
実際の患者さんの体験
ある50代女性の患者さんは、冬になると歯ぐきの乾燥や出血が気になっていました。
毎日の水分補給と歯ぐきマッサージ、定期的なクリーニングを続けたところ、冬でも歯ぐきの健康を保てるようになり、「歯ぐきがふっくらして調子が良い」と喜んでいらっしゃいます。
冬の口腔ケアのまとめ
- こまめに水分をとって口内をうるおす
- ガムやよく噛む食事で唾液分泌を促す
- やさしいブラッシングと歯ぐきマッサージ
- 定期的に歯科でチェック・クリーニング
まとめ
冬の乾燥は歯ぐきや口腔環境に影響を与えますが、ちょっとした習慣で健康を守ることができます。
こまめな水分補給やブラッシングを取り入れ、冬でも快適で健康な口内を維持しましょう。
次回は2月「寒い季節の食べ物と虫歯予防」をテーマに、冬の甘いもの対策や食後のケアを紹介します。どうぞお楽しみに!
