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こんにちは。
兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。
虫歯を治したり、子供の歯の矯正をしたりしています。
さて、今回は歯の検診の話。
みなさんは、歯医者に行くタイミング、どんなときですか?
「歯が痛くなったら」「詰め物が取れたら」「腫れたら」…
そんな“トラブルが起きてから”という方がまだまだ多いかもしれません。
でも実は、歯科医院は“痛くなる前”に行くのが正解なんです。
この記事では、「どうして歯の検診が大切なのか?」という理由を
わかりやすく、そしてちょっとおしゃれに解説していきます。
「自分では健康だと思ってたのに、検診で虫歯が見つかった…」
そんな経験をされた方もいるかもしれません。
実は、虫歯も歯周病も、初期にはほとんど痛みがありません。
虫歯:初期のうちはエナメル質に穴が空いても痛くない
歯周病:歯茎の炎症が進行しても、かなり悪化するまで違和感なし
気づいた時には、「神経を取る」「歯を抜く」なんてことも。
検診であれば、早期に発見・最小限の治療が可能になるのです。
世界的にも、日本は「治療中心」の歯科受診が多い国といわれています。
一方、スウェーデンやフィンランドなどの北欧諸国では、80%以上の人が“予防”のために歯科へ通院しています。
その結果、高齢になっても自分の歯が20本以上残っている人が多く、入れ歯に頼らない生活を送れているのです。
「歯医者=痛い治療の場所」ではなく、
**「健康を守るために通うサロン」**のような感覚で、気軽に利用してOK。
歯科検診では、**「PMTC(プロによる歯のクリーニング)」**も受けられます。
PMTCでは、家庭の歯磨きでは取りきれない
歯石
着色(コーヒー・紅茶・たばこによるステイン)
バイオフィルム(細菌の膜)
などを、プロの手で丁寧に除去してくれます。
歯の表面がツルツルになり、見た目の清潔感もアップ!
口臭の予防にもなり、デートや仕事の前に来院される方もいるほどです。
日々の歯磨き、がんばっていても実は…
磨きグセ(右ばかり、奥歯が弱いなど)
歯並びによる磨きにくい場所
力の入れすぎでの知覚過敏
といった“自分では気づけない問題”が潜んでいることも。
検診では、歯科衛生士さんが磨き残しの部位を教えてくれたり、
鏡を見ながら歯ブラシの持ち方をアドバイスしてくれることもあります。
こうしたサポートを受けることで、ホームケアの質が一気に上がります。
近年、お口の健康と全身の病気の関係性が注目されています。
たとえば…
歯周病と糖尿病:互いに悪化させ合う関係
歯周病と心疾患・脳梗塞:炎症が血管に影響
口腔内の細菌と誤嚥性肺炎:特に高齢者では注意
つまり、歯の検診を受けることは、
将来の病気のリスクを減らすことにもつながるんです。
“美しさ”と“健康”は、口から始まっていると言っても過言ではありません。
「いざ虫歯ができたけど、どの歯医者に行けばいいかわからない…」
そんなとき、普段から定期検診で通っていれば安心です。
かかりつけの歯科医院があれば
急な痛みやトラブルにもすぐ対応してもらえる
自分の歯の状態をよく知っている先生が治療してくれる
気軽に相談できる関係性が築ける
というメリットがあります。
「信頼できる先生」とのご縁は、健康だけでなく、気持ちの安心にもつながります。
特に子育て中の方には、親が定期的に歯医者に通う姿を見せることも大きな意味があります。
子どもは、大人の行動をよく見て学びます。
親が「検診は当たり前」と思っていると、子どもも自然に通うようになる
歯医者への恐怖感を感じにくくなる
正しい歯磨きや予防意識が早くから身につく
家族みんなの健康を守る意味でも、おとなの定期検診は大切な習慣なんです。
「別に今は痛くないし、大丈夫…」
と思っていても、静かに進行するのが歯のトラブル。
でも逆にいえば、“早めの検診”でほとんどの問題は防げるということでもあります。
小さな虫歯の早期発見
歯周病の進行ストップ
歯のクリーニングで見た目も気分もスッキリ
将来の入れ歯やインプラントのリスクを減らす
家族や子どもの健康意識もアップ
「検診に行く」という選択は、未来の自分のための優しさです。
西宮市仁川町にある当院では、
「歯医者が苦手な方にも、リラックスして通える空間」づくりを大切にしています。
✔ 定期検診・クリーニング
✔ お子さま連れのママも通いやすい配慮
✔ ちょっとした相談だけでもOK
気軽なLINE予約も可能です。
「そろそろ検診に行ってみようかな…」という方は、ぜひ一度お越しくださいね。