こんにちは！

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です！

今回は親知らずがなぜ痛くなるのかについて考えてみようと思います。

今まで親知らずが痛くなっちゃった人も、親知らずが生えてきて心配だなーという人にもこの記事は有用です！

さて、まず親知らずですが、ご存知の通り、1番奥に生えている歯のことですね。

前から数えると８番目だったりします。

すごくシンプルな話をしますね。

それだけ奥の歯にしっかり歯ブラシが当たっている自信がある人はいますか？？

手を挙げた人はすごい！これからも歯磨き頑張ってください！

でもほとんどの人がなかなか上手に磨けてないのではないかなーって思います。

歯ブラシを奥まで入れるとおえっと吐きそうになっちゃいますしね！

なので、なかなか歯磨きができていなくて虫歯になってしまい痛みが出る…というケースがあります。

これはとてもシンプルな話なので、わかりやすいと思います。

他にも理由があります。

次の理由が親知らずが痛くなる理由のほとんどなので、理解してもらえると嬉しいです。

親知らずってまっすぐ生えずに、横に寝たまま成長することが多いです。

つまり、前から７番目の歯に突き刺さるように生えている感じですね。

これだけ聞くと、手前の歯が押されて痛いのかなって思いますよね？

でもそうじゃないんです。

問題なのは、手前の歯と親知らずのぶつかってるところって、何もないんです。

つまり、ただ空間が広がっているだけなので、そこに食べかすが山ほどたまります。

ホントに山ほどたまります。

そして、どれほど手先の器用な人でも、この部分を歯磨きして、食べかすを洗い流すことは不可能です。

なんだったら、歯科医院にある器具を総動員しても難しいです。

なのでたまる一方の汚れにバイ菌が付着して、とんでもなく歯茎が腫れる、という流れで痛みが起きます。

親知らずが痛いとかって、腫れるって言いませんか？

虫歯じゃ歯茎は腫れませんよね？

なので、二つ目の理由が親知らずのトラブルのほとんどです。

結局、歯磨きしてバイキンを取れば、痛みは起きないです。

でも親知らずの場合、横に生えたりなどで絶対に歯磨きができないような状況になってしまうことがあるというのがポイントですね！

参考になれば良いなと思います！