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こんにちは。
宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、子供の歯を治療したり、矯正したりしています。
さて、みなさんは、4月7日が何の日か、知っていますか?
4月7日は「世界保健デー」、世界保健機関(WHO)が誕生した日です。
WHOは世界の人々の健康を守るため、毎年この日にテーマを決めて啓発活動を行っています。
今はコロナなどの影響で、なにかと注目をあつめていますねw
健康というと、もちろん体全体の健康の話ですが、お口の健康は全身の健康にも影響を与えますので、歯は大切にしてくださいね!
呼吸でも食事でも、お口は体の入り口です。
さて、お口の健康維持に欠かせない定期検診ですが、患者さまを診ていると、中には
「むし歯じゃないのに歯がしみる…」という方がいらっしゃいます。
むし歯や神経の炎症がないのに歯が痛いときは、『知覚過敏』かもしれません。
知覚過敏って名前はよく聞くけど、いったいなんのことだろう…?それについて書いていきます。
冷たいものや甘いものを口にした時、そして歯を磨いている時などにピリッとした鋭い痛みが起こる症状を『知覚過敏』といいます。
知覚過敏をもっとも多く患っているのは20歳〜50歳で、日本人の4人に1人が経験していると言われています。
知覚過敏は一過性の痛みで刺激がなくなればおさまるため、放置している方も多いのではないでしょうか?
とはいえ!
知覚過敏は放置しておいても治るとは限らないので、注意したい症状です。
知覚過敏は病気ではありませんが、もちろん良い状態でもないです。
このまま敏感な状態が続くと、神経が死んでしまうこともあります。
過度な刺激は生体にとっていいことはあまりないですね…。
知覚過敏の処置は、刺激を感じている場所を何らかの形でカバーするというものです。
それは塗り薬の時もあれば、プラスチック製の詰め物もあります。
知覚過敏の状況によってこの辺りは変わってきますが、過敏になっている場所を隠すという点は一緒です。
意外と簡単な処置でおわることがおおい知覚過敏。
痛くて毎日冷たいものを飲むのが怖くなっている毎日より、しっかり治してなんでも食べれる毎日のほうが素敵ではないですか?
悩んでいるなら、まずはぜひ近くの歯科医院で相談してみてくださいね。