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こんにちは。
宝塚市の隣、西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治療したり、子供の歯を治したり、矯正したりしています。
さて、今回はたまに来る院長の日記のコーナーです。笑
2020年の4月に開院した当院ですが、今9月なのでだいたい1年半ぐらい経過しました。
たった1年半で、あっという間の1年半でした。
でも思い返すとたくさんのことがありました。
思い出の内訳は、やっぱりしんどい思い出が多めでしょうか(笑)
ずーっとばたばたしながら、駆け抜けたイメージです。
しんどいことが多めだったといいながら、それでもその中でいい思い出もたくさんあります。
そのなかの2つを今から紹介したいと思います。
この場所で開院してよかったと確信できるぐらい本当にいい方ばかりです。
開院したての出来立てほやほやの医院でしたから、制度やルールなどがあいまいな瞬間が多く、ご迷惑をおかけした瞬間も多いと思います。
あんなに張り切ってマニュアルを開院前に作っていたのに、実際稼働してみると全然ダメでした(笑)
そのたびに暖かく見守ってくださって、当院に合わせる形で対応してくださいました。
これからも、ぜったいにお口の中の健康は守っていきたいと改めて思います。
当院のコンセプトとして、「それぞれの患者さんの時間をしっかり確保する」というものがあります。
患者さんを2、3人同時にみるため、ひとりひとりの時間がなかなか取れなくて、少し見てシャシャっと治療して話半分に終わりという医院があると思います。
昔、僕はそういう医院で勤めていました。
僕たちはそれがとても嫌で、ひとりひとりの時間をしっかりとって、話をしっかり聞くところから始めます。
基本的に同時に見ることはありません。
どれだけ些細な問題だったとしても、患者さんそれぞれからしたら大きな問題です。
しんどくて、つらくて連絡していただいているので、細かいところまで聞いていきます。
反対に、「話とかいいから、早く治してほしい」という方には、当院はあまり向かないかもしれません。
でも問題点も出てきました。
このやり方だとなかなか空き時間を作ることが難しいのです。
突然痛くなったりしたときになかなか対応できないときが多くなり、こちらの希望時間に合わせていただくことも増えてきます。
できるだけ早く対応するように心がけてはいますが、どうしてもごめんなさいするときもあります。
その時はこのコンセプトが正しいのか迷います。
しかし、「よく話してくれるから安心する」「最後までこんな話を聞いてくれたことがなかった」などと話してくださる方が多いので、とても励まされています。
僕たちの時間はやっぱり有限なので、すべての願いをかなえることは難しいのかなーと最近常に思います。
医院として、ベストを常に目指しながら行動することは約束します。
ただベターにならざるを得ないときもあると思うので、僕は院長としてどの方向で行くのかぶれることなく、でも周りの意見はしっかり聞いてやっていこうと思います。
そんなひよこのような院長の当院なのに、地域のかたは優しくて感謝しても感謝しきれません。
こんなピヨピヨのひよこな医院を信頼して、愛してくださってありがとうございます。
もっともっと立派になって、もっとみなさんのためになれるように頑張ろうと思います。
もう一つ、この1年半を振り返る思うことは、スタッフには感謝しかないということです。
もう本当に言葉通りです。
もともと医院を作る上で決めたことは「スタッフの人生を大切にすること」。
うまくできているかはわかりませんが、自分の中では心にいつも持ちながら実行しているつもりです。
ただ最近は少し心境の変化がありました。
「これだけ一生懸命働いてくれているのだから、可能な限り優遇してあげたい」
このように感じています。
毎日遅刻もせず、きちんと時間通りに来てくれるだけでも最近はうれしいです(笑)
それぐらい感謝しています。
僕の中でスタッフの有能さというのは、
1、スピード感
2、自分で今何をすべきか考える癖がある
3、笑顔やコミュニケーションスキルがある
4、仕事が雑にならない
5、責任感がある
この5つです。
全部パーフェクト!まで求めるつもりはないのですが、今のスタッフはこの5つを完全にクリアしてきます。
しかも僕の想定の何倍ものクオリティで。
いま、医院がある程度落ち着いているのは、完全にスタッフのおかげでしかないと思います。
本当にいつもありがとう。
僕は何歳まで仕事ができるか分からないですし、それこそ経営が破綻して医院を畳むことになるかもしれません(笑)
それでも最後の時まで、初心は忘れずに、そしてこの変化が激しい時代に柔軟に対応しながら歯医者をしていこうと思っています。
改めて文章に書くと、本当に僕は恵まれていますね。
これからも頑張ります!!