ブログ
Blog
Blog
こんにちは。
兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。
虫歯を治したり、矯正したりしています。
今回は歯医者で使われている器具を紹介しようと思います。
まず、削る道具のことをハンドピースと呼びます。
その中の一部をご紹介していきます。
それが、、、こちら!
↓
◯5倍速コントラアングルハンドピース
こちらは、硬いものを削る際に使うことができ、専用のバーを付け替えたりすることで、
銀歯をはずすときなどや、歯のエナメル質を削る際などに使用しています。
では、なぜキーンとした音が軽減するのでしょうか?
そもそも、歯を削る機械には基本的にエアー(空気圧)で歯を削るものと、マイクロモーター(エンジン) により回転して歯を削るものがあります。
そして、エアーが動力源の方は独特であのキーンとした音が発生します。
それらに比べ5倍速は用途は同じですが、モーターが動力源だと嫌な音がしにくく不快な思いをしなくてすむことがメリットです。
続いてはこちら!
◯ストレートハンドピース
この機械は入れ歯や被せ物などの技工物を調整する際に使うことが多く、専用のバーなどをつけて使用します。
最後に、これらの機械を使用する時に合わせて使用しているものがあります。
それは、口腔外バキュームです。
治療中に歯や被せ物などを削ると、水や唾液、歯や金属の破片などが飛散することがあります。
それらを口の外で吸い込む装置が口腔外バキュームです。
飛散物やどうしても治療中に嫌なにおいも発生するのでそれらも吸い込んでくれます。
また、今はコロナウイルスも心配されていますが、感染予防対策にも有効であると厚生労働省に導入を推奨されているのです!
・チェアの周りにあるもの
普通に英語で椅子のことですが(笑)
歯科医院では患者さんが座るイスのことを指します。
電気と空気の力で上下に動いてリクライニングもします。
この椅子に座ると緊張される方もいらっしゃいますね。
チェアーについている一部分の名前です。
患者さんの頭部を支える部分のことです。
患者さんに合わせて、高さや角度を変えることができます。
一番ベストな位置を探していきます。
患者様の口腔内を照らすライトです。
名前のとおり影ができにくくいろいろな角度に合わせることができて、長時間同じ場所を照らし続けても熱くなりません。
口の中は思っている以上に暗いので、ライトの当て方が治療の成功率に関わってきます。
コップを置くとセンサーが反応し、自動的に水が出てきます。
スピットンにも同時に水が出てきて、自動的に洗浄をしてくれます。
削った歯などの粉じんを口腔内の水や唾液と一緒に吸引するもので、治療が行いやすくなります。
使った水を吸うシステムがないと溺れてしまいますもんね。
いかに患者さんがしんどくないように、口の中の水を吸うかがアシスタントの腕の見せ所です。
また、排唾管も同時に唾液を吸引してくれます。
おもに歯科医師が使うテーブルのことで、診療するにあたって一番重要な部分です。
テーブルの上に歯科用ミラーやピンセットなどの器具を置き、その下には操作パネル、さらにその下には歯を削るための器具があります。
色んな処置で使うので、このテーブルは自由に使いまくります。
この削るための器具には種類がいくつかあり、歯や銀歯など削るものによって使い分けています。
ユニットテーブルにある歯を削るための器具を動かすペダルで、足踏みで回転し踏み加減で速さを調節できます。
手でスイッチを入れる必要がないので、手を清潔に保てます
今回は歯医者さんでよく見かける青く光る道具についてお伝えします。
正式名称はLED光重合照射器といい、光照射器と簡略して呼ぶ事が多いです。
この光照射器はほとんどの歯科医院で使われています。歯を削ってレジンの詰め物をする際に活躍します。
虫歯の部分を削って出来た穴や溝にレジンを詰め形を整えてから、数秒光照射をして固めます。
光を使って材料を固めるということは逆にいうと光が当たらなければ固まらないということであり、必要なだけ作業時間がとれることが大きなメリットです。
この時間を利用して、歯の形を材料でより正確に復元できるのです。
光で固める前は粘土みたいな状態なので、その状態で形を整えます。
とても細かい作業になるので細かい器具が必要です。
そこで前回書いた“探針”が必要になります。