こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、矯正したりしています。

今回は虫歯になぜなるのかと同じぐらい、聞かれる質問です。

 

なぜ虫歯になる人と全然ならない人がいるのか？

これは気になりますよね。

もちろん、虫歯になりにくいかたはこんなこと思ったことがないと思いますが、

頑張って歯磨きに力を入れているのに虫歯になっちゃう人は

確実に考えたことがあるのではないでしょうか？

 

これに対してお答えしておきましょう！

本当になりやすい人となりにくい人がいるのか？？

答えです。

はい、虫歯になりやすい人が存在します。

虫歯に影響を与える要因は個人によって異なり、以下に示す要因が虫歯にかかりやすい人々に関連しています。

1. 遺伝的要因：

   遺伝的な要因は、歯の質や構造に影響を与え、虫歯の発症リスクに寄与することがあります。

   親や祖父母が虫歯にかかりやすい場合、子供たちも同様の遺伝的リスクを持つことがあります。

2. 歯の構造と配置：

   歯の間隔が狭かったり、歯の表面にしわが多かったり、クレンズにくい歯の構造や配置は、歯ブラシや歯間磨きが難しく、虫歯のリスクを高めることがあります。

3. 口内環境：

   口内の酸性度、唾液の量、細菌の種類と数、口腔清掃の頻度、食事習慣など、口内環境が虫歯のリスクに影響を与えます。

   口内の酸性度が高いと、歯のエナメル質が溶解しやすくなります。

4. 食事習慣：

   高糖分や高酸性の食品や飲料を多く摂取することは、虫歯のリスクを増加させます。

   糖分を多く含む食事が口腔内の細菌によって代謝され、酸が生成され、歯のエナメル質を侵食することがあるためです。

5. 口腔衛生習慣：

   歯みがきや歯間清掃の不足、不適切な歯磨き方法、定期的な歯科検診の無視など、口腔衛生習慣の不備は虫歯のリスクを高めます。

6. 医療状態や薬物の使用：

   一部の医療状態や薬物の使用は、唾液の分泌を減少させることがあり、虫歯のリスクを増加させます。

   例えば、抗うつ薬や抗アレルギー薬などが含まれます。

7. 年齢：

   年齢も虫歯の発症リスクに影響を与えます。

   特に子供や高齢者は虫歯にかかりやすい傾向があります。

虫歯の予防には、適切な口腔衛生習慣（歯みがき、歯間清掃）、バランスの取れた食事習慣、定期的な歯科検診が重要です。

虫歯リスクを評価し、個々の状況に合わせた予防策を歯科医と相談することが大切です。