こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者している白山です。

虫歯を治したり、矯正したりしています。

事故などで顔をぶつけてしまったとき、歯が折れてしまったり、抜けてしまったりすることがあります。

そんなこと、めったにないことでしょと思われているあなた！

意外とそんなことはないんです。

そんなときのために歯が抜けてしまったときにはどうしたらいいのか、覚えておきましょう！

 

 

歯がケガで抜けた場合、以下のステップを迅速に実行することが重要です。急いで歯科医の診察を受け、歯の再植えが可能かどうかを判断しましょう。以下は、歯がケガで抜けた際の対処法の一般的なガイドラインです。

1. 歯を探す:
   • 歯が抜けたら、まずは歯を探しましょう。歯が地面や床に落ちている場合、優先的に拾い上げてください。歯を触るときに、指で触れる部分（歯の冠部分）を持つようにし、歯根部分には触れないように注意してください。
2. 歯を洗わない:
   • 歯を洗わないでください。歯を洗うと、歯の表面に付着した歯根膜細胞が除去され、再植えの成功率が低くなる可能性があります。
3. 歯の清潔を保つ:
   • 歯が汚れている場合、優しく口の中で唾液で洗い、汚れを除去します。強力な洗浄や歯ブラシは避けましょう。
4. 歯を湿らせない:
   • 歯を湿らせないように気をつけましょう。歯を湿らせることは、再植えの成功に悪影響を与える可能性があります。
5. 歯を保護する:
   • 歯を乾燥から保護するため、口の中に戻すことができる場合は、できるだけ早く歯を口に戻しましょう。歯の再植えが難しい場合は、特別な保存液に入れて保管し、できるだけ早く歯科医を訪れることが大切です。
6. 歯科医を訪れる:
   • 歯が抜けた場合、できるだけ早く歯科医の診察を受ける必要があります。歯科医は歯の状態を評価し、再植えが可能かどうかを判断します。時間が経過すると再植えの成功率が低くなるため、迅速な対応が重要です。
7. 疼痛管理:
   • 歯のケガに伴う疼痛を管理するため、歯科医の指示に従って痛み止め薬を使用することがあります。

歯がケガで抜けた場合、再植えの成功には時間と迅速な行動が不可欠です。上記の対処法に従って行動し、できるだけ早く歯科医を訪れることが、歯の保存と再植えの成功の鍵となります。