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こんにちは。
兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。
虫歯を治したり、子供の歯の矯正をしたりしています。
さて、今回は歯が痛くなった時の対処法について。
そんな経験ありませんか?
夜中や週末、急に歯が痛くなったとき、どうすればいいのか不安になりますよね。
歯の痛みは、日常生活に大きなストレスを与えるだけでなく、放っておくと症状が悪化してしまうこともあります。
今回は、**「歯が痛くなったときの正しい対処法」**について、わかりやすく解説します。
今まさに困っている方も、いざというときのための備えとしても、ぜひチェックしてみてくださいね。
歯の痛みにはさまざまな原因がありますが、主に次のようなケースが考えられます。
進行した虫歯は神経に達し、ズキズキした強い痛みが出ることがあります。
神経が細菌に感染すると、根の先に膿がたまり、噛むだけで痛い・顔が腫れるといった症状が出ます。
歯茎の腫れや炎症、歯がグラつくような感覚が出ることも。
斜めや横向きに生えている親知らずが、歯茎に炎症を起こして強い痛みや腫れを伴う場合も。
無意識に力がかかりすぎて、歯や顎に痛みが出ることがあります。
痛みの原因がはっきりするまで、自宅でできる対処法を以下にご紹介します。
・やさしく歯を磨く(ただし、痛みの強い部分は避ける)
・うがいは水またはぬるま湯で(塩水うがいもOK)
汚れを落とすだけでも、炎症の悪化を防ぐことができます。
・頬の外側から冷たいタオルや保冷剤をあてる(15〜20分)
・直接氷を当てるのはNG!
炎症による痛みや腫れを軽減する効果があります。ただし、冷やしすぎには注意を。
・ロキソニンやカロナールなどの鎮痛薬が効果的
・必ず用法・用量を守って使用しましょう
※妊娠中や持病のある方は、服用前に必ず医師や薬剤師に確認を。
刺激の強い食べ物・飲み物は、痛みを悪化させる原因に。
体調や免疫の状態によって、痛みの感じ方も変わります。
無理をせず、体を休めることも大切です。
自己流の対応は、かえって悪化を招くこともあります。
✖ 痛い部分をグリグリ押す・強く磨く
✖ 温めすぎる(お風呂で温めると腫れが悪化する場合あり)
✖ 放置する(市販薬で一時的に収まっても根本治療にはなりません)
✖ 口内の痛みに抗生物質を勝手に使う(細菌の種類によって効果が異なります)
「なんとなく治った気がする」ではなく、必ず歯科医院を受診しましょう。
ズキズキする激しい痛みがある
顔が腫れてきた
噛めない・熱いものがしみる
歯茎から膿が出るような感じがする
熱が出た、リンパが腫れている
「我慢できるから大丈夫」ではなく、“痛みがある”時点で、何かしらの異常があるサインです。
特に夜眠れないほどの痛みや腫れを伴う痛みは、できるだけ早く受診を。
一番大切なのは、やっぱり**“予防”**です。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスも使うことで、虫歯・歯周病の予防になります。
症状が出る前に、問題を見つけておくのが理想です。
目安は半年に1回の検診とクリーニング。
・間食が多い
・甘い飲み物をよく飲む
・しっかり噛まない
…そんな食習慣は虫歯の原因に。
歯の痛みは、「今すぐ治して!」という体からのメッセージ。
自己判断せず、正しいケアと早めの受診を心がけましょう。
そして、私たち「しらやま歯科クリニック」では、痛みに配慮したやさしい治療を心がけています。
応急対応にも対応
痛みの少ない麻酔法
丁寧なカウンセリングとわかりやすい説明
「ちょっと気になるけど、歯医者さんって怖くて…」という方も、お気軽にご相談くださいね。
あなたの“つらい歯の痛み”が、少しでも早く笑顔に変わりますように。
歯の健康は、日々の暮らしを豊かにしてくれます。