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こんにちは。
兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。
虫歯を治したり、子どもの矯正をしたりしています。
「入れ歯って、どのくらい使えるんですか?」
患者さんからよくいただく質問のひとつです。
「大事にしていれば一生モノ?」
「いやいや、すぐ作り直さなきゃいけないんでしょ?」
実は、入れ歯の寿命は使い方次第で大きく変わります。
今日は 入れ歯を長持ちさせるコツ を、楽しく分かりやすくお伝えしますね。
まず大前提として…入れ歯は一生使えるものではありません。
理由はシンプルで、お口の中は日々変化しているから。
歯ぐきや顎の骨は、年齢とともに少しずつ痩せていきます。
噛み方や筋肉の使い方も変わります。
食事や生活習慣で、入れ歯自体もすり減ります。
そのため、平均して 5年くらいで作り直しや大きな調整が必要 になることが多いんです。
でも!
毎日の扱い方で「快適に使える期間」をグッと長くすることができます。
入れ歯も歯と同じで、毎日のケアが基本。
食べかすやプラークが残ると、ニオイや変色、さらには口内炎の原因になります。
🪥 ポイント
専用の義歯ブラシでやさしく磨く
普通の歯磨き粉はNG(研磨剤で傷がつきやすい)
就寝前に洗って清潔に
「めんどくさいな〜」と思う日もあるかもしれませんが、これが長持ちの第一歩!
寝ている間は、入れ歯も休ませてあげましょう。
乾燥すると変形やヒビ割れの原因になるので、水や専用の洗浄液に浸けて保管します。
💡 洗面所に「入れ歯用コップ」を用意すると習慣化しやすいですよ。
せんべい・氷・硬いスルメ…こうした食品は入れ歯に大ダメージ。
「ガリッ」とやった拍子に、欠けたり割れたりすることもあります。
もちろん食べたいときもあると思います。
そんなときは 小さく割って、両側でバランスよく噛む ことを意識しましょう。
お口の中は日々変化しています。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、実は知らないうちに入れ歯が合わなくなっていることも。
少なくとも 半年に一度は歯科でのチェック をおすすめします。
調整や裏打ち(リベース)をすることで、快適さが長持ちします。
これ、実はとても多いケースなんです。
「少し削ればフィットするかな?」とヤスリで削ってみたり、接着剤でくっつけたり…。
でもそれをすると、かえってズレやすくなったり、噛み合わせがおかしくなって顎が痛くなることも。
入れ歯はミリ単位の調整が命。
違和感があるときは必ず歯科医院に相談してくださいね。
ここで、入れ歯を短命にしてしまうNG習慣をチェックしてみましょう。
熱湯で煮沸する(変形の原因に!)
ティッシュに包んで保管(乾燥&間違えて捨てちゃうことも!)
洗面所でゴシゴシ → 落としてパリーン!
「洗浄剤に入れてるから大丈夫」と磨かない
心当たり、ありませんか?😊
入れ歯を単なる“道具”と考えると、「壊れやすいなぁ」と感じてしまうかもしれません。
でも、入れ歯はあなたの 食べる・話す・笑う を支える大切なパートナー。
だからこそ、毎日ちょっとした優しさを持って扱うことが大事なんです。
しらやま歯科クリニックでは、
定期的な入れ歯のチェック
専門的なクリーニング
長く快適に使うためのアドバイス
を行っています。
訪問歯科でも「入れ歯がすぐ外れる」「痛くて食べられない」といったお悩みを解決し、長く使えるようにサポートしてきました。
「せっかく作った入れ歯だから、できるだけ長く使いたい」
その気持ちに寄り添いながら、一緒に快適な入れ歯生活をつくっていきます。
入れ歯を長持ちさせるためには、
毎日の清掃
水中保管
硬いものは工夫して食べる
定期チェック
自分で直さない
この5つがポイントです。
そして一番大切なのは、「入れ歯と仲良く暮らす」気持ち。
きちんとケアすれば、入れ歯はあなたの生活を長く支えてくれます。
もし「最近入れ歯が合わなくなってきた」「もっと快適に使いたい」と思ったら、ぜひお気軽に しらやま歯科クリニック へご相談くださいね。