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しらやま歯科クリニック

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入れ歯と発音:話しやすくするコツ【入れ歯シリーズ第8弾】

こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。

虫歯を治したり、子どもの矯正をしたりしています。

入れ歯を使い始めた方から、よく聞くお悩みのひとつがこれです。

  • 「話すときに舌がもたつく」

  • 「さ行やた行がうまく発音できない」

  • 「滑舌が悪くなった気がする」

入れ歯は食べるためだけでなく、話す・笑う・表情をつくる 役割もあります。
今回は、入れ歯で話すときに困ったときのコツを楽しくお伝えします!


なぜ入れ歯で発音が変わるの?

入れ歯を入れると、口の中の空間が少し変わります。

  • 舌の動きが制限される

  • 入れ歯の厚みや高さが変わる

  • 口の中で空気の流れが変化する

その結果、特に「さ行」「た行」「ら行」の発音がしにくくなることがあります。


話しやすくするための工夫

① ゆっくり話す

焦って話すと舌の動きが追いつかず、入れ歯に当たってしまうことがあります。
ゆっくり・はっきり話すだけで、滑舌が改善します。

② 舌の運動を取り入れる

舌を前後・左右に動かす運動や、「あー・いー・うー・えー・おー」を声に出して練習するのがおすすめです。
毎日少しずつ続けると、舌の動きがスムーズになり、発音も改善します。

③ 読み上げ練習

新聞や絵本を声に出して読む練習も効果的です。
入れ歯の感覚に慣れながら、滑舌を整えることができます。

④ 入れ歯の高さや厚みを調整

「どうしても話しにくい…」という場合は、歯科で微調整が可能です。

  • 厚みを薄くする

  • 噛み合わせを少し変える

このような調整で、驚くほど発音が楽になることがあります。


訪問歯科でもできること

外出が難しい方も、訪問歯科で調整や練習のサポートが可能です。

  • 入れ歯の微調整

  • 話す練習のアドバイス

  • 日常生活での滑舌チェック

「自宅で安心して調整や練習ができる」のは、とても便利です。


話しやすい入れ歯のメリット

入れ歯で話しやすくなると、こんな嬉しいことがあります。

  • 会話がスムーズになり、コミュニケーションが楽しくなる

  • 家族や友人との食事がさらに楽しくなる

  • 自信を持って笑える

話すことは生活の質にも直結するので、入れ歯のフィット感と滑舌はとても大切です。


まとめ

入れ歯で話すのが難しいときは

  1. ゆっくり話す

  2. 舌の運動を取り入れる

  3. 読み上げ練習をする

  4. 必要なら歯科で微調整

これらの工夫で、滑舌や話しやすさは格段にアップします。

入れ歯は「食べる」「話す」「笑う」を支える大事なパートナーです。
快適に使うことで、毎日の生活がもっと楽しくなります。

しらやま歯科クリニックでは、訪問歯科でも入れ歯の調整や話す練習のサポートをしています。
「入れ歯で話しにくい…」と感じたら、ぜひお気軽にご相談くださいね!

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