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しらやま歯科クリニック

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20代で歯を噛んだら痛い原因とは?体験談でわかる症状と治療法

こんにちは。兵庫県西宮市仁川町で歯科をしている、しらやま歯科クリニックの白山です。
「歯を噛んだら痛い…」と感じることは、20代でも珍しくありません。
この症状は、虫歯や歯ぎしり、咬み合わせの問題、知覚過敏など、年齢に関わらず発生することがあります。

今回は、20代女性Dさんの体験談を中心に、噛んだら痛い歯の原因や症状別チェック、治療法、予防法を詳しく解説します。


患者さんの体験談:20代女性Dさんの場合

💬 症状
「右上の奥歯で噛むとチクッと痛むんです。熱いものや冷たいものは大丈夫なのですが、硬い食べ物を噛むと痛みがあります。」

診察したところ、Dさんの奥歯には**小さな虫歯(初期の齲蝕)**があり、神経にはまだ達していませんでした。
見た目ではほとんどわからないケースですが、噛む刺激で痛みが出ていました。

💡 治療内容

  • 小さな虫歯の詰め物治療

  • 定期検診で再発予防

治療後は痛みがなくなり、硬い食べ物も安心して噛めるようになりました。


噛むと歯が痛い原因

1. 虫歯

  • 初期の虫歯でも、噛むとズキッと痛むことがあります。

  • 特に奥歯や歯と歯の間は虫歯になりやすく、硬いものを噛むと痛む場合があります。

2. 亀裂歯(クラック)

  • 歯にヒビが入ると、噛むときだけ痛むことがあります。

  • 冷たい・熱い刺激では痛まないことが多く、見た目ではわかりにくいこともあります。

3. 歯ぎしり・咬み合わせの問題

  • 無意識の歯ぎしりや咬み合わせの偏りで、特定の歯に負担がかかり、噛むと痛むことがあります。

  • 20代でもデスクワークやストレスで歯ぎしりが増えるケースがあります。

4. 知覚過敏

  • 歯の根元が露出している場合、硬いものを噛むと痛むことがあります。

  • 若い世代でも歯磨きの強すぎや歯周病の初期で起こることがあります。


症状別チェックポイント

  • 噛むとだけ痛む → 亀裂歯や咬み合わせ異常

  • 冷たい・熱い物でも痛む → 虫歯や知覚過敏

  • 特定の歯だけ痛む → 詰め物・クラックの可能性


自宅でできる応急対策

  • 柔らかい食事にする

  • 硬いものや冷たい・熱いものを避ける

  • 丁寧に歯磨きを行う

  • 市販の痛み止めを短期間使用(服用方法を守る)

※応急処置は一時的な対応です。原因を治療しなければ再発します。


歯科での治療法

  • 虫歯 → 小さな詰め物、進行していれば神経治療

  • 亀裂歯 → 補強や被せ物で亀裂の進行を防ぐ

  • 歯ぎしり・咬み合わせ → マウスピース装着、咬み合わせ調整

  • 知覚過敏 → コーティングやフッ素塗布で保護


噛むと歯が痛くならないための予防法

  1. 定期的な歯科検診

  2. 正しい歯磨き・フロスの使用

  3. 食生活の改善(糖分控えめ)

  4. 歯ぎしり・食いしばりの予防(マウスピース、ストレス管理)

  5. 詰め物や被せ物の定期チェック


まとめ

20代で「歯を噛んだら痛い」と感じる場合、虫歯、亀裂歯、歯ぎしり、知覚過敏などが原因として考えられます。

Dさんの体験談のように、症状を放置せず早めに原因を特定して治療することが、痛みの改善と歯の健康維持に重要です。

違和感を感じたら我慢せず、早めに歯科を受診しましょう。

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