【第4回】子どもの虫歯を防ぐために親ができること
こんにちは。兵庫県西宮市仁川町のしらやま歯科クリニックの白山です。
今回は、お子さんの虫歯を防ぐために親ができることについて解説します。
虫歯は早期発見・早期予防が大切です。家庭でのケアが将来の歯の健康を大きく左右します。
■ なぜ子どもの虫歯予防が重要なのか?
子どもは大人よりも虫歯になりやすく、進行も早い傾向があります。
放置すると、歯の痛みだけでなく、食事・発音・成長にも影響が出ることがあります。
さらに乳歯の虫歯は、永久歯にも悪影響を及ぼすことがあるため、家庭での予防が不可欠です。
■ 親ができる家庭での予防方法
- 仕上げ磨きを行う
6歳くらいまでは親が必ず仕上げ磨きを行い、歯ブラシでは届きにくい奥歯や歯と歯の間を重点的に磨きましょう。 - 食生活の工夫
甘いおやつは時間を決めて与え、だらだら食べは避けましょう。食後の歯磨きやうがいも習慣にします。 - フッ素の活用
歯磨き粉やジェルでフッ素を取り入れると、歯を強くし虫歯になりにくくなります。詳しくはこちら - 定期検診の習慣化
6か月〜1年に1回の定期検診で、虫歯の早期発見・フッ素塗布・ブラッシング指導を受けましょう。初期虫歯の早期対応についてはこちら - 家族全体での予防習慣
親が率先して歯磨きや間食管理を行うことで、子どもも自然に予防習慣を身につけます。
■ 仕上げ磨きのポイント
- 歯ブラシはやわらかめを使用
- 1本1本、歯と歯茎の境目を優しく磨く
- 最後に軽くフッ素ジェルを塗布する
仕上げ磨きは一度に長時間行う必要はありません。
毎日の短時間で丁寧に行うことが、虫歯予防に最も効果的です。
■ 予防歯科の活用もおすすめ
しらやま歯科クリニックでは、乳歯期のお子さん向けに、以下のようなサービスを行っています:
- フッ素塗布
- シーラント(奥歯の溝を虫歯から守る)
- ブラッシング指導
- 食生活・生活習慣のアドバイス
詳しくは当院の予防歯科ページをご覧ください:しらやま歯科クリニック|予防歯科のご案内
■ まとめ
子どもの虫歯は家庭でのケアと定期検診が大きなカギです。
親が率先して仕上げ磨きや食生活管理を行うことで、将来の歯を健康に保つことができます。
小さな習慣の積み重ねが、お子さんの一生の歯の健康につながります。
ぜひ、定期的に歯科でチェックしながら、家庭での予防を習慣化していきましょう。
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