食欲の秋こそ!“噛む力”で健康を守ろう
こんにちは。しらやま歯科クリニックの白山です。
秋といえば、食べ物が一番おいしく感じる季節ですね。焼き魚、栗ごはん、さつまいも、きのこ――ついつい食欲が止まらなくなる方も多いのではないでしょうか。
そんな「食欲の秋」こそ、実は“噛む力”を意識してほしい季節なんです。
噛む力が弱るとどうなるの?
「最近、硬いものが食べにくい」「以前より食事に時間がかかる」――そんな変化を感じていませんか?
噛む力が弱ってくると、単に食べづらいだけでなく、健康にもいろいろな影響が出てきます。
- 食事の楽しみが減り、栄養バランスが偏る
- あごの筋肉が衰えて、顔の輪郭がたるむ
- 唾液が減り、むし歯や口臭のリスクが上がる
つまり、“噛む力”は全身の健康にも関わっているんです。
秋の味覚で噛む力トレーニング!
秋は、噛む練習にぴったりの食材がたくさんあります。
例えば、きんぴらごぼうやれんこんの煮物は、自然に噛む回数が増える料理です。
さらに、皮付きのりんごや焼き芋なども、程よい硬さで“あごを使う”トレーニングになります。
噛むことの効果は想像以上にすごいんです。
よく噛むことで、唾液が出てお口の中をきれいに保つだけでなく、「満腹中枢」を刺激して食べ過ぎを防いでくれます。
秋の味覚を楽しみながら、自然と健康になれる――まさに“一石二鳥”ですね。
噛む力を保つためのケアポイント
噛む力を維持するには、毎日の歯のケアが欠かせません。
歯ぐきが腫れていたり、グラグラした歯があると、無意識に“噛まない癖”がついてしまいます。
- 歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスも使う
- 入れ歯は定期的に調整して、しっかり噛めるように保つ
- 違和感があれば早めに歯科医院へ
特に秋から冬にかけては、気温の変化で体調を崩しやすく、免疫が落ちて歯ぐきの炎症が起きやすくなります。
早めのチェックで、年末年始もおいしくご飯を食べられるようにしておきましょう。
実際の患者さんの声
「最近、栗ごはんを食べるのが楽しみなんです!」
そう話してくれたのは、70代の女性の方。数ヶ月前に入れ歯の調整を行い、「以前は硬いものを避けていたけど、今は何でもおいしい」と笑顔で話してくれました。
食事の楽しみが戻ることは、心の健康にもつながりますね。
まとめ:噛む力は“健康の入口”
食欲の秋は、食べることを通じて「噛む力の大切さ」を見直す絶好のチャンスです。
しっかり噛めるお口を保つことで、全身の元気にもつながります。
この季節、少しでも噛みにくさを感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
しらやま歯科クリニックは、地域の皆さんが“おいしく食べて、笑顔で過ごせる毎日”を応援しています。
