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「うちの子、矯正した方がいいのかな?」
「歯並びが心配だけど、どこで判断すればいいの?」
そんな保護者の方から、毎日のように相談をいただきます。
今回は、家でできる“歯並びチェック12項目”をまとめました。
早期発見は、後の歯並び・噛み合わせ・見た目に大きく影響します。
ぜひ、お子さまの口元を見ながら確認してみてください。
永久歯が生えそろう前の時期は、顎の成長を正しく誘導できる貴重なタイミングです。
問題に早く気づくほど、負担の少ない矯正が可能になります。
歯が重なって生えている状態です。スペース不足が原因であり、成長期に広げることで改善しやすい特徴があります。
上の前歯が大きく前に出ている状態です。口呼吸や指しゃぶりが原因の場合もあり、放置するとさらに悪化することもあります。
下の歯が前に出るタイプの咬み合わせです。成長とともに悪化しやすく、早期の介入が非常に重要です。
前歯が噛み合わず、上下にすき間が空く状態です。舌の癖や指しゃぶりの影響が大きい傾向があります。
下の前歯が上の前歯に深く隠れてしまう噛み合わせです。歯のすり減りや顎関節への負担につながります。
上下の前歯の中心がずれている状態です。頬杖・噛み癖・舌の癖が原因のことも多く、成長期であれば改善しやすいです。
永久歯の萌出が遅い、明らかに狭いなどは注意が必要。顎の発育不足が隠れている場合があります。
いつも口が開いている、寝ているときに口がポカンと開いている場合は要注意。歯並びだけでなく全身の健康にも影響します。
飲み込むときに舌が前に押し出される癖です。開咬や出っ歯の原因になります。
片側ばかり頬杖をつくと、顎の成長バランスが崩れ、歯列のゆがみにつながります。
5歳以降の指しゃぶりは、歯並びや顎の発育に明らかな影響があります。開咬・出っ歯の原因になりやすいです。
意外ですが、姿勢は歯並びと深く関係しています。猫背は舌の位置を下げ、口呼吸の習慣につながります。
これらは早めの相談をお勧めします。
成長中の今しかできない治療も多いためです。
以下の12項目のうち、3つ以上当てはまる場合は要注意です。
小児矯正で最も大切なのは、「早く気づくこと」です。
お子さまの歯並びやクセを知るだけでも、将来の矯正の必要度が大きく変わります。
当院では、無理な矯正の押し付けは一切していません。
まずは、現在の歯並びの状態・クセ・成長のバランスを丁寧にチェックします。
「今は経過観察でOK」というケースも多くあります。
気になるサインがあれば、お気軽にご相談ください。