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【第4回】マイオブレースのトレーニングとは?ご家庭で行う内容をわかりやすく紹介 しらやま歯科クリニック

【第4回】マイオブレースのトレーニングとは?ご家庭で行う内容をわかりやすく紹介

マイオブレース治療は「マウスピースを入れるだけ」の矯正ではありません。
成果を最大化させるためには、お口まわりの筋肉トレーニング(MFT)が欠かせません。

今回は、実際にどんなトレーニングを行うのか、保護者の方にわかりやすく解説します。
西宮市仁川町のしらやま歯科クリニックでも毎回の通院で丁寧にサポートしていますので、安心してお読みください。


◆ マイオブレースのトレーニングはなぜ必要?

マイオブレースは、ただ歯を動かすのではなく
「歯並びが悪くなる原因を改善する」
ことを目的にしています。

その原因の多くは、次の3つです。

  • 口呼吸
  • 舌の位置が低い(舌癖)
  • 唇の閉じる力が弱い

これらを改善するために必要なのが、マイオブレースのトレーニングです。
正しい呼吸・正しい舌の位置・正しい飲み込み方が身につくことで、自然に歯が並ぶ土台が整います。


◆ お家で行う代表的なトレーニング内容

しらやま歯科クリニックでは以下のような基本トレーニングを中心に、お子さまの成長に合わせてステップを調整します。

① 舌の位置を覚えるトレーニング(スポットポジション)

舌先を「上の前歯の裏の少し後ろ(スポット)」におき、常にその位置に舌がある習慣を作ります。

歯並びだけでなく、口呼吸改善・姿勢改善にもつながる重要なトレーニングです。

② 鼻呼吸の練習

口呼吸を続けていると歯並びは乱れやすくなります。
毎日の中で「鼻で吸って鼻で吐く」を意識し、気道の使い方を体に覚えさせます。

③ 唇を閉じる練習

小さい時から口がポカンと開いていると、前歯が出たり受け口になったりします。
唇の力を鍛えるために、ラバーバンドを使った唇トレーニングを行うこともあります。

④ 飲み込み方(嚥下)のトレーニング

舌で前歯を押して飲み込む「異常嚥下癖」は歯並びに悪影響を与えます。
舌を正しい位置で固定しながら飲み込む練習を行い、歯を押し込まない飲み方を習得します。

⑤ マウスピースを入れた状態での口周りトレーニング

マイオブレースを装着しながら軽いトレーニングを行うことで、
舌や口腔周囲筋がより効率的に鍛えられます。


◆ トレーニングはどれくらい必要?

基本は「1日1回の自宅トレーニング」と「夜間のマウスピース装着」がセットです。
さらに、月1回の通院で専門的なチェックとステップアップを行います。

矯正よりも“習慣づけ”の側面が強いため、お家の協力が治療成功の大きな鍵になります。


◆ よくある質問(保護者の方より)

Q1. 子どもが続けられるか心配です。

トレーニングは短時間で、ゲーム感覚でできるものが多いため、続けられるお子様がほとんどです。
当院ではやる気が出る工夫もお伝えしています。

Q2. 忙しくてもできますか?

多くのご家庭では「夜の10分だけ」というように、生活に組み込みやすい形で実践されています。

Q3. トレーニングの内容は毎回変わりますか?

お子さまの成長段階や習得状況に合わせて、レベルアップしていきます。毎月の診察で丁寧にサポートしますのでご安心ください。


◆ マイオブレース治療を検討されている保護者の方へ

トレーニングはマイオブレース治療の大きな魅力であり、歯並びだけでなく
呼吸・姿勢・成長発育にも良い影響が期待できます。

「本当にうちの子にもできる?」「まずは相談だけでも大丈夫?」など、どんな質問でも構いません。
西宮市仁川町のしらやま歯科クリニックでは、5〜10歳を中心に無料相談を実施しています。

▶ マイオブレース無料相談についてはこちら

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