【第3回】マイオブレースQ&A:装置の使い方と日常生活でのサポート
こんにちは。西宮市仁川町の「しらやま歯科クリニック」院長・白山です。
今回は、マイオブレースを安心して使えるように、装置の使い方や家庭でできるサポートについてQ&A形式で解説します。
Q1:装置はいつ、どのくらいの時間使えばいいですか?
A1:基本は1日1~2時間の日中使用と、就寝中の装着です。
日中は遊びや宿題の時間などに装着することで、習慣化しやすくなります。
夜間は睡眠中の咬み合わせを安定させるために重要です。
Q2:装置を嫌がる場合はどうしたら良いですか?
A2:最初は違和感があるため、無理に長時間装着せず短時間から始めるのがおすすめです。
「遊びながら装置をつける」「装置を好きな色や名前で呼ぶ」など、楽しい工夫も有効です。
当院では、子どもが前向きに装置を使える声かけ方法もお伝えしています。
Q3:装置のお手入れはどうすればいいですか?
A3:装置は毎日水で洗い、週に1回は歯ブラシで優しく磨きましょう。
熱湯は変形の原因になるので避けてください。
清潔に保つことで、口腔内の健康も守れます。
Q4:食事中は装置をつけたままで良いですか?
A4:食事や飲み物を摂る時は装置を外してください。
その後、水で軽くすすぎ、乾いた場所に保管しましょう。
子どもが自分で管理できるように、専用ケースを用意すると便利です。
Q5:家庭でサポートするポイントは何ですか?
A5:家庭でのサポートは以下のポイントが大切です。
- 装置の使用時間を声かけして習慣化
- 舌を上顎に置く位置の確認や声かけ
- 唇や頬の筋肉を正しく使えるよう遊びや運動で促す
- 装置の清掃と管理を一緒に行い、習慣化する
保護者が少しずつ声かけやサポートをするだけで、お子さんは無理なく装置を使い続けられます。
Q6:装置の効果を高めるコツはありますか?
A6:装置の効果を最大限にするには、「日中の短時間+夜間の装着」と「舌・唇・頬の筋肉習慣」を組み合わせることが重要です。
当院では、お子さんの成長や習慣に合わせた使い方を個別にアドバイスしています。
まとめ:毎日の少しのサポートが大きな効果につながります
マイオブレースは、歯並びを整えるだけでなく、口腔機能や顎・顔の成長もサポートする装置です。
「装置を使う習慣をどう作るか」が効果の鍵になります。
ぜひ家庭でのサポートを取り入れつつ、分からないことはお気軽にご相談ください。
