ブログ
Blog
Blog
こんにちは。
しらやま歯科クリニックの白山です。
歯科の業界はもちろん世界規模です。
有名な指導医の方には海外の人ももちろん多いですし、講義や実習も海外で行われることも多々あります。
そのためお金はかかりますが、海外へと研修に行くこともしばしばあります。
どの業界でもそうでしょうが、その業界の常識はコロコロ変わります。
その流れに取り残されないように、海外を巻き込んで勉強していくことは大切なことと思っています。
ところで英語で虫歯はなんというかご存知ですか?
まず虫歯というのは日本では専門用語としてcaries(カリエス)といいます。
これは英語の綴りになりますが、英語圏で「カリエス!」と発音してもほぼ通じません。
英語の発音はケアリーズになります。
カリエスという発音はkariesと書くドイツ語の物になります。
変ですね…(笑)
書き方は英語で、読み方はドイツ語。
こういったものが他にもいろいろあります。例えば被せ物を被せる準備をすることををPZと略して言うのですが、
「preparation Zahnkrone」の略とされています。
preparationは英語で「準備をする」、Zahnkroneはドイツ語で「被せ物」
つまり「英語 ドイツ語」という変な単語が生まれています(笑)
なぜこうなったのか?
西洋医学の日本への伝来とアメリカの発展の二つの時代背景があるのでしょうが、詳しくはわかりません。
今の授業では全て英語読みに変えよう!という動きがあるのですが、現場では昔からの良い方が蔓延していますから、なかなか変革には時間がかかるでしょう。
僕としてはみんなが伝わるものであれば、読み方なんてなんでもいいとは思いますが…
でもさすがに「英語 ドイツ語」はおかしいかな?(笑)
それでは。