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しらやま歯科クリニック

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フッ素のデメリット

 

こんにちは!白山です!

西宮市仁川駅の近くで歯科医院をしております☺

 

前回はフッ素のメリットについてお話ししましたが、

今回はデメリットについてお話ししたいと思います🐰!

 

 

●斑状歯ができる可能性がある

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斑状歯というのは、歯に白色などの斑点が現れる症状のことです。
実はフッ素を歯が生える時期に過剰に摂取することで、
斑状歯ができる可能性があると言われています。
どのくらい摂取すれば、斑状歯が発生するかは詳しいデータとして報告
されているわけではないので分かりません。
ただし、あくまでもフッ素を過剰に摂取した場合ということです。

 

 

●中毒症状が発生するリスク

フッ素を誤飲するなど大量に摂取した場合には、
中毒症状を起こす危険性があります。
フッ素の中毒症状として指摘されているのは、
下痢や嘔吐で、重い場合には低カリウム血症や低カルシウム血症などを引き起こすこともあります💦
重複しますが、あくまでも体内に大量に摂取してしまったケースに起こり得る障害です。

 

 

フッ素を大量に摂取した場合に起こり得るリスクを見れば、
濃度の高いフッ素入り歯磨き粉は危険なのではないかと思ってしまいますよね😿
ただ、一般に市販されているフッ素配合の歯磨き粉は、
1500ppmを上限とされています。
つまり、高濃度とはいえ日本で販売されているフッ素含有歯磨き粉には
中毒症などの危険を回避するために、予め限度が決められているのです! パーセンテージに換算すると、歯磨き粉に含まれるフッ素化合物は
0.1%以下に制限されていて、中毒を起こすほどの量は配合されていないことになります。

 

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●ただし、6歳未満の子どもには注意が必要

大人と子どもでは体格も違うため、たかが歯磨き粉とはいえ注意が必要です。
6歳未満の子どもはフッ素濃度が1000ppmを超える歯磨き粉の使用で、
斑状歯ができる可能性があります。
そのため、6歳未満の子どもにフッ素配合の歯磨き粉を使用する場合は、
子ども用の歯磨き粉を使用しましょう。
また、歯磨き粉も大量につけるのではなく歯ブラシの先に少しつけるのがおすすめです☺♬

●うがいができない年齢にはおすすめできません

どの年齢から歯磨き粉を使うかという観点になりますが、
そもそもうがいができない年齢の子どもには歯磨き粉の使用はおすすめできません。
フッ素入りの歯磨き粉がそれほど危険ではないとはいえ、
うがいができないと飲み込んでしまう危険性があるからです😖⚠
吐き出すことが前提の歯磨き粉を飲み込むことは、
体内へのフッ素の蓄積にもつながるため、リスクが高くなっていまいます。

 

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最後に・・・

フッ素入り歯磨き粉だからと
心配しすぎる必要はありません😌

いかがでしたか?
フッ素濃度の高い歯磨き粉の危険性について解説しました。
もちろん、どんな成分でも大量に摂取することは体にとって良いことではありません。
しかし、歯磨き粉に含まれるフッ素は濃度が高くても
中毒を起こすほどではないため、過度に心配しする必要はありません。
ただし、適切な歯磨き粉の使用をすることやお子様への配慮は忘れないようにしましょう☺

 

 

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