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しらやま歯科クリニック

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麻酔の疑問解消します!

こんにちは。

兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治したり、子供の治療をしたり、矯正をしたりしています。

今ホワイトニングのキャンペーンをしたりもしています。(期間限定)

ところでみなさん、虫歯の治療から連想するものはなんでしょうか?

6割ぐらいは「痛い」ではないでしょうか?

そしてもちろん、その痛みを消すために、麻酔をするというのもほとんどのかたがご存知かと思います。

では「歯科の麻酔」ときくと皆さんの頭に中にはどんなイメージが浮かびますか?

やっぱり歯茎にブスッと注射されるアレでしょうか。もちろんアレも大事な一つの方法ですが、当院では患者さんの痛みが少しでも小さくなるように、またリラックスして治療が受けられるように様々な麻酔を用いています。

そこでこの記事では現在歯科で用いられている各種の麻酔法をご紹介いたします。

1.局所麻酔法

はじめにお話ししたような歯茎の注射のことを正式には局所麻酔と呼びます。

反対が全身麻酔ですね。今ではほとんどすることは少なくなっているみたいですが…。

局所麻酔はその名の通り局所に麻酔薬を作用させて一時的に感覚を消失させる方法です。

歯を一本だけ治すのに、首から上が全てマヒしていては、デメリットの方が多いですからね。

でも、痛みのあるなか治療することは現実的ではありませんし、ナンセンスです。

局所麻酔は歯科治療に必要不可欠な麻酔法といえるでしょう。

最終的には注射になるのですが、そのチクっとした痛みが消えるようにいろんなことをしていきます。

(1)表面麻酔法

麻酔薬を歯茎に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。

表面麻酔を行った後で注射をすると「痛みをとるための麻酔が痛い」がずいぶんとラクになるのです。

実際には口の中にガーゼやコットンロールを入れて、歯肉に塗った麻酔薬が流れないように唾液をブロックしつつ数分間作用させます。

ですから「麻酔をしましょう」といわれたのに口の中に綿をたくさん入れられたら、「ははあ、これは注射の痛みをとるための表面麻酔っていうやつだな、なかなか親切な先生じゃないか」と感じていただけると努力が報われます!

もちろん完璧に痛みが消えるわけではありません。

ちょっとはチクっとします。

しかしやらないよりは間違いなく丁寧ですし、安心しませんか?

(2)麻酔液の入れ方

麻酔は注射だから怖い、早く終わらしてほしい!

そういう人の方が多いと思います。

しかし、ここで焦ってはいけません。

急にドバっと液を入れてしまうと、痛みが起きます。

当然ですよね?

無害な液体といっても、体からするとびっくりしてしまいます。

入れているのかどうか分からないぐらいのスピードでゆっくりと注入するのが大切です。

また入れていく力加減が一定であるということも大切です。

今では電動注射器と言って、機械の力でゆっくり薬液を入れていく器具があります。

人間の手で入れなくてはいけない瞬間も確かにありますが、基本的にはこういう器具を用いて、丁寧に入れていくほうが良いと思います。

(3)薬液の温度

意外と忘れがちなのがこれです。

麻酔薬はいろんな種類の物がありますが、基本的に冷蔵保存になります。

つまり、使用する瞬間は冷蔵庫から取り出したばっかりなのでキンキンに冷えています。

これをそのまま使用すると、とても冷たい薬液がいきなり体内に入っていくことになります。

想像するだけでも痛いですね。

冷たいものを感じる神経と痛みを感じる神経は近いところにあります。

かき氷を勢いよくほおばると頭が痛くなるあれです。

なので、麻酔薬を注入する瞬間は、人肌程度に温めておいた方が痛くありません。

そういう温める器具もあったりします。

いかがでしたか?

他にも針の形状など、麻酔時の痛みに配慮することはたくさんあります。

まずは大きく効果が変わる三点を紹介しました。

みなさんが今度麻酔を受けるときは以上のことを配慮してもらっているか、鋭い目線で判断してみるのもいいかもしれません。

子供が一人で診療室に入るのはいつぐらいから??|しらやま歯科クリニック|仁川駅すぐ!日曜日もやっている優しい歯医者さん (shirayama-shika.com)

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