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こんにちは、白山です。
西宮市仁川駅の近くで、子供とお母さんの歯を治したり、地域のみんなの歯を予防するためにメンテナンスや矯正をしたりしております。
今、避けては通れない話題として、コロナショックがあります。
医療関係者の端くれとして思うところはたくさんあるので、書いていきたいなと思います。
今回、コロナショックが起きてしまったことに関して、どうのこうのコメントするつもりはありません。
こういう状況になると、「陰謀論」みたいなものが間違いなく浮上します。
アメリカが~、中国が隠す真実は~みたいなものですね。
こういうものはどこまで行っても個人で証明することはできません。
国の仕事です。
ですから、「起こってしまった今、何ができるのか、何をしなくてはいけないのか」について考えたいと思います。
今回はその中でも医療関係者、ひいては歯科医師としてコメントします。
まず圧倒的に考えなくてはいけないことは、この状況を鎮静化させるために何ができるのか、ということ。
つまり一人でもコロナにかかる人を減らすことが僕たちの使命です。
ただ、隣の件のおばあちゃんの感染を直接的に止めることは難しい。
まずは自分の身の回りの、家族、スタッフ、患者さん、すれ違う人々、このあたりを守らなくてはいけません。
まだよくわかっていないウイルスですから、対策としては基本的なうがい、手洗いが中心になるでしょう。
そのあたりの衛生面を徹底すること。
当然ですね。
その中で、困った要因になるのが「無症状感染者」の存在。
僕たちは菌を運ぶので「キャリアー」と呼ぶことが多いです。
症状が出ていないので、こちらも油断して近づくと感染が移る。
日本で起きている感染の仕方のほとんどはこれでしょう。
ですから、来られた患者さん全てをコロナ感染者とみなして、行動していきます。
とても大変な行動のように感じるかもしれませんが、意外とそうではありません。
もともと歯科医院はウイルスとの闘いです。
B型肝炎ウイルスをはじめとして、たくさんのウイルスと戦っています。
ですから、ウイルスに対抗する武器はたくさん持っています。(その武器が完璧にコロナウイルスに作用するかは、まだ不明ですが…)
少なくとも当院では、7個ほどウイルスを除去する機械や設備を持っています。
ですから、日本でウイルスに対して最も安全な場所じゃないのかなーなんて思います。
僕が今できることは医院を徹底的にきれいにしていくこと。そしてスタッフを危険にさらさないこと。
そして、来てくれる患者さんが健康的に帰宅できること。
このあたりですね。
ちまたでは、歯医者は汚いから行くなという触れ込みがありますが、それは設備の整っていないダメな歯医者のことです。
このダメとはコロナ関係なく…という意味です。
ですから非常時には迷わず行かれることをお勧めします。
コロナがたとえ収束しても、あなたの人生は続きます。
その時に不健康な歯がいっぱいあったら、それはコロナのせいになるのでしょうか?
国も右往左往しています。
あなたの体を健康に守れるのはあなたしかいません。
不安定な情報に惑わされないでほしいなと思います。
またほかにも医療に関することを別のブログに書いています。
良ければそちらも見てみてください。あなたの体に役に立つ記事があるかもしれません。
http://haisyasan-kosodate.com/yellowing-of-teeth-whitening