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しらやま歯科クリニック

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一番噛む歯ってどこの歯??【この歯が無くなるとご飯が食べれない!?】

こんにちは。

宝塚市の隣、兵庫県西宮市仁川町で歯医者をしている白山です。

虫歯を治療したり、子供の歯を治したり、矯正したりしています。

 

さて、今回は歯の中でも最も大切といわれている歯についての話をしていこうと思います。

かみ合わせや歯について悩んだことがある人は、その悩みの大きさはさておいて全員なのではないでしょうか?

 

早速本題に行きましょうか。

最も使う歯はどれ??

大人の歯は親知らずを除いて28本生えています。

では問題です、最も噛む力が強い歯をご存知ですか?

 

それは「第一大臼歯」で、

小学校に入学した頃に萌出してくる歯で

一般に六歳臼歯ともいわれる奥歯です。

つまり6歳になったら生えてくる歯ということですね。

初めて生えてくる大人の歯であることも多く(下の前歯が一番初めの時もあります。)、

だからこそ上下の噛み合わせの基準となる一番大事な歯ともいえます。

この歯がずれてしまうと

生え変わりの時点で、もう正しいかみ合わせを作ることはほぼできません。

噛み合わせがズレているということは、

もちろん前歯の並びもずれていることが多いので、

見た目にも影響が出ることが多いです。

 

もしこの歯が無くなるとどうなるの??

その第一大臼歯が無くなると、

噛む効率はなんと半分程度まで落ちてしまいます。

つまり歯は一本欠けてしまっただけでも

全体の咀嚼効率が半減してしまいます。

簡単に言うと半分以上硬いものは噛めなくなるということです。

 

また、一本でも痛い歯があるとそこでは噛めないため、

反対側の一方でばかり噛むようになります。

もちろん、抜いてしまって咬みにくくなった場合も同じです。

 

片方だけの歯で噛むことはいいことは一つもありません。

無理やり片方だけ使うということは、

日常生活、すべての動作を右手だけで行うものです。

数日程度では大丈夫でしょうが、

それが1か月と続くと右腕の関節が悲鳴をあげることは想像にたやすいです。

 

話を戻して、お口の中の状況に当てはめると、

まずは酷使している歯が痛くなり、そのうちあごまで痛くなってしまうでしょう。

つまり、失った歯は一本でもその影響はとても大きいのです。

 

この大切な歯を守るために

すべての歯がもちろん大切なのですが、

最も大切な歯は?」と聞かれると

ほとんどの歯医者が「6番目の歯」と答えるでしょう。

ポイントなのはそれほどまでに大切な歯が6歳ごろに生えてくるということです。

平均寿命を考慮しても、

あと80年程度使用することになるこの歯が、

まだ歯磨きのテクニックが成長しないままに生えてきます。

なので、この歯はしばらくの間、パパママのほうで仕上げ磨きをよろしくお願いします。

しかも第一大臼歯は生えてきた直後はもろく、

噛み合わせの面に深い溝があり、

さらに磨くのが難しい奥にあります。

深い溝が顕著な場合は、その溝を不都合がない程度に埋めてあげて、

歯磨きしやすいようにしてあげることも大切だと思います。

この治療方法はシーラントという名前になります。

どんな歯医者さんでも

シーラントをしたほうがいいかの相談」は受けてくれると思いますので、

気になる方はぜひ受診してあげてください。

生涯、自分の歯で食べることができれば、それはとても大きな財産です。

今日からも歯磨き頑張っていきましょう!!

 

  

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